『王子プール』が「解体」に向けて動き出したみたい

再整備される「王子公園」の「プール」が、解体へ向けて準備を始めてます。

神戸市灘区青谷町1-1

灘区にある「王子公園」は、若い人に定住してもらったり、交流⼈⼝を増やしたり「都市ブランド」をより良くしていくことを目指し再整備が計画されてます。

「王子動物園」のリニューアルや、大学や駐車場など新しい施設ができる一方、プールや相撲場などなくす施設もあります。

「王子公園」再整備の見直しの方向性が見えてきた。「遊園地」は存続へ、「大学誘致」は引き続きやるみたい

2022年6月16日

公園の西エリアに位置する「王子プール」は、屋外に25ｍ、50m、幼児用プールの3つがあり、例年7月～9月はじめまで利用されてます。

1960年にできた施設で年季は入っていますが、利用料も中学生以下150円、高校生以上350円とリーズナブルな設定で、駅近でパッと行きやすい場所だったんではないでしょうか。

赤く囲われているのが解体工事の対象エリア。

再整備計画の中で25ｍ、50mプールは廃止され、幼児用プールは代わりに「親水施設」を作るということになってます。

今秋に行われた市民への意見募集では、残してほしいという声も、年数か月しか利用できない施設だから廃止に賛成という声も両方寄せられてました。

今回は、解体工事に必要な設計を担う業者を募集し始めたという段階。

遅くとも5月末までには設計が済み、そのあと実際に解体が始まるのは何月頃になるかはまだ分かりませんが、全体のスケジュールでは来年後半に解体をし始めるようなイメージになってます。

来年のプール利用がどうなるのか微妙なラインかも？毎年行っている、友達と行った想い出があるという人も多いでしょうし、今後のスケジュールが気になります。

◆関連リンク
・神戸市立王子スポーツセンター – 公式サイト