明治期の開港をきっかけにファッション、ジャズ、映画など多彩な西洋文化が流れ込んだ港町、神戸。
この街には、ハイカラな時代の記憶を宿す洋館がたくさん残されています。レトロな建築物の隙間に生まれた、重厚な石造りの壁による路地はラビリンス。そんな路地に迷い込んだなら、ヨーロッパのどこかに来ているような錯覚に陥ることもあるではないでしょうか。
今回は、旅情豊かな神戸に息づいた、ヨーロッパ文化薫る魅惑のスポットをご紹介していきます。神戸でヨーロッパ気分を味わってみませんか?
平塚小夕里
女性誌、カルチャー誌、ウェブ媒体を中心に執筆、取材コーディネイトを行う。得意分野は人物インタビューに加え、日本の神社旅や茶道をはじめとする伝統文化など。ライフワークは自然観察をしながら世界をめぐること。アラスカ、アリゾナなど訪れた国は数多い。
新神戸駅から海側に向かい歩くこと10分ほど。南北に伸びるフラワーロードから一本西に入ると、ダークグレーの外壁に赤テント、床材にはレトロなタイル材があしらわれたなんともお洒落なブーランジュリーが現れます。ボリューミーな肉料理で知られる人気ビストロ「ルブージー」の2号店「ザベイク」。
バゲット、クロワッサン、ブリオッシュなど目移りしてしまうほど美味しそうなパンがずらり。ルブージー仕込みの自家製具材を挟んだボリューミーなサンドイッチも人気を集めます。
ハード系パンも充実。 左:バゲットヤマ、右:パンドカンパーニュ。
シナモンの香りが漂い、口の中で雪解けのように柔らかに溶けるシュガーに覆われたシナモンロール
サクサクとした食感とバターの程よいコクが効くオレンジデニッシュ
今日は、食通の神戸女性におすすめされた“チョコレートバタースコッチラスク”をチョイス。チョコレートたっぷりのブリオッシュにバターキャラメルを絡ませた贅沢な味わいです。口にした時の香ばしくかつ繊細な食感に魅了され、見た目よりもずっと甘さも控えめ。なるほど、手が止まらなくなる美味しさです。日持ちは2週間なので神戸土産としても◎。
チョコレートバタースコッチラスク。午後のティータイムにも夕方のアペロタイムにもぴったり
店先にはチェアが配され、18時からはスタンド営業へとシフト。お酒を楽しみながらパンを片手にドリンクタイムを楽しんで。
THE BAKE
住所 神戸市中央区加納町2-3-12
TEL 078-778-3852
定休日 不定休
公式HP https://thebakeboozy.thebase.in
Instagram https://www.instagram.com/thebake.boozys/
※営業時間はHPかSNSで確認を
南太平洋のフランス領ポリネシアは、自然豊かで澄んだ海にも恵まれた地域。また、真珠の養殖産業が盛んなことも有名ですね。この、フレンチポリネシア産パールと出会えることも、神戸の魅力の一つだとご存知ですか?
自然の恵みである黒蝶真珠が育まれる、タヒチの美しい海
それは“六甲山に跳ね返る太陽光が、真珠の鑑定に最適”とされ、開港来、真珠の街としても栄えてきた神戸ならではの歴史と、タヒチ産黒蝶真珠を日本に広げたパイオニア、奥田真珠貿易株式会社の存在が理由としてあげられるんです。
眺める角度により、虹のような輝きを放つ黒蝶真珠(タヒチアンパール)
ハイクオリティな黒蝶真珠のみが使用された、奥田真珠貿易製のネックレス
異国情緒漂う北野に本社を構える同社は、取り扱う真珠のクオリティに定評がある老舗。2017年には、パールブランド “MAAYA”もローンチし、ブラックパールやバロックパールなど、真珠そのものの魅力を最大限に生かしたクリーンなデザイン展開により、全国のお洒落感度の高い人々から熱い注目を集めています。
エレガントな装いにはもちろん、何気ないTシャツルックもクラスアップしてくれる“MAAYA”のバロックパール
”MAAYA”に関して物販はされていないため、SNSでポップアップ情報などを要チェック!
奥田真珠貿易株式会社
住所 神戸市中央区山本通1-6-13
TEL 078-252-1763
定休日 土・日曜日、祝日
公式HP http://opt-pearl.com
MAAYA http://maayapearls.com/about.html
※営業時間はHPで確認を
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