ハーバーランドの中突堤に、瀬戸内でしか運航していないはずの観光型高速クルーザー『SEA SPICA(シースピカ)』が停泊してます。
神戸市中央区波止場町7−1
『SEA SPICA(シースピカ)』がとまっていたのは、ハーバーランドの観光船が集まる「中突堤中央ターミナル」一番モザイク寄りのところ。
2020年に就航した「boh boh KOBE号」と同じ桟橋です。
船は長さ25.70m、桟橋をはさんで並んで泊まってますが『シースピカ』のほうが、小ぶりな印象。
ちなみに、「boh boh KOBE号」は7月上旬まで「動かない船上カフェ・レストラン」をしていて、入場無料で船に上がれるみたい。
『シースピカ』は、下が空洞みたいになっている「双胴船」という構造で、とても揺れに強いそう。
濃い青色と、真っ白なボディ、瀬戸内の夕焼けをイメージする「金色」が見た目のポイント。
画像:公式HPより
本来『シースピカ』は、広島港を起点に瀬戸内を巡り、船上から名所を見たり、寄港して散策したりするツアーなどを行っている観光型高速クルーザー。
特注ソファ型座席やグループ向け座席、高速船では珍しいという「2階デッキ」など、移動の速さだけでなく快適性・楽しさにもこだわっているようです。
この船がなぜ神戸にとまっているのか?
実は、兵庫県とJRによる観光振興のための「兵庫デスティネーションキャンペーン」の一環で、2022、2023 年に夏の特別企画としてツアーが組まれることになったみたい。
「日本旅行」や「阪急交通社」などがツアーを組み、その第一弾が7月2日(土)の中突堤~淡路島への旅。すでに受け付けは終了したようですが、今後も色んなプランが9月にかけて販売されていくもよう。
画像:公式HPより
ツアーは、今年が「プレ」で、来年の方が本格的にやるみたい。これからちょくちょく目撃されるかもしれません。
市が「須磨~淡路島」の新航路も検討しているという話もありますし、これから海の観光がより豊かになっていきそうな予感がします。
◆関連リンク
・日本旅行 – 公式サイト
・阪急交通社 – 公式サイト
・SEA SPICA – 公式サイト
カオル
とりあえず「食パン」を買う人です。
ライター一覧