地上100mから神戸を一望できる「神戸市役所展望ロビー」の眺め、ちょっとアートな楽しみ方も。入場無料

「海側」の景色と、見どころ。アートな楽しみ方

地上100mから神戸を見渡せる市役所の展望ロビー、「海側」を見渡せるフロアはこんな感じ。

観光ツアーの途中で立ち寄ったり、近所の保育園の子たちが散歩に来たり、にぎやかな時もありますが、だいたいは数人いる程度で、のんびりした雰囲気が漂ってます。

まっすぐ海側を見るとこんな感じ。高層マンションやビル、手前の緑は「東遊園地」、海の景色と奥には「ポートアイランド」。

タイミングが合えば、「神戸空港」に到着する「飛行機」も見ることができるそうです。

ポーアイとつなぐ「神戸大橋」がちょうど見えるので、大型船が寄港した時には、全景をバッチリ見ることができます。

ちなみに、これは世界最大級の「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」が寄港した時の様子。「ポートターミナル駅」の展望デッキからは、大きすぎて全景は見えないので、ちょうどいい船ビュースポット。

海側から何が見えるのかは、パノラマ写真とともに20か所ほど示されてまして、目を凝らすと「ノエビアスタジアム」も見えるとのこと。

ただ、よくある「100円入れて見える望遠鏡」は設置されてないので、いろいろ探して見たい人は、自前で何か持ってきた方が良さそうです。

ちなみに、下半分に描かれているのは、約150年前の同じ場所の風景。開港直後、建物は「税関」だけで、街という景色ではなかったんだなぁとか、「フラワーロード」って「生田川」が流れていたんだなぁとか、が見てとれます。

神戸の開港当初の様子などをもうちょっと知りたくなったら、近くにある「神戸市立博物館」に行ってみるという選択肢も↓↓↓

ザビエルの本物が見れる『神戸市立博物館』の見どころとカフェやグッズ。東洋と西洋が交わる神戸を学ぶ

2019年11月6日

すぐ足元に見える「東遊園地」は、12月に開催される「ルミナリエ」のゴール地点となってますが、ココからは、いつもと違った角度で楽しめます。

ルミナリエ期間中も、夜22:00まで入ることができるので、駅方向へ帰りがてら立ち寄ってみるのもいいかもしれません。

「ルミナリエ」についての展示もロビー内にありまして、オープニングセレモニーで鳴らされる「希望の鐘」があったり、開催費の「募金」投入口があったりします。鐘に関しては、開催期間中は、東遊園地などに置かれることになるので、それ以外の時にどうぞ。

海側にある「西向き」の窓からは、「メリケンパーク」や「ハーバーランド」が見えますが、ポートタワーは、手前のホテルに隠れて確認できませんでした。

「西向き」の窓の横には、「案内所」がありまして、市民の「ボランティアガイド(10:00~15:00)」さんがいます。神戸の街の歴史や、建物のことなど、いろいろと勉強されているので、気になることがあったら、どんどん聞いてみましょう。

こうしたボランティアの人が、街を案内してくれる無料の「まち歩きツアー」というのもあって、市役所展望ロビーがルートに入ったものもあるので、利用してみてもいいかもしれません。

案内所の右端に置かれているこの木枠のボード。神戸にゆかりがある4人の詩人の「詩片」が書かれた現代アート作品。

神戸の景色をこの作品を通して見ると、また少し違った見える方がするかもしれません。

9種類の詩片が「日本語」と「英語」で用意されてまして、手に取って見れるのは「ボランティアガイド」がいる時間です。

さらに、「山側」にも「1日1回だけ」というアートな眺めがあります。

 

この記事を書いた人

カオル

とりあえず「食パン」を買う人です。

ライター一覧

日本語が含まれないコメントは無視されます。コメントは承認後に表示されます。良識のあるコメントを心がけ、攻撃的な表現や他人が傷つく発言は承認されません。

1 個のコメントコメントを残す
  • 匿名さん

    二号館にも展望台が出来たらいいですね
    大きなガラス張りのカーテンウォールから外を眺めたいです。

    2019年12月6日12:21 PM 返信する