地上100mから神戸を見渡せる市役所の展望ロビー、「海側」を見渡せるフロアはこんな感じ。
観光ツアーの途中で立ち寄ったり、近所の保育園の子たちが散歩に来たり、にぎやかな時もありますが、だいたいは数人いる程度で、のんびりした雰囲気が漂ってます。
まっすぐ海側を見るとこんな感じ。高層マンションやビル、手前の緑は「東遊園地」、海の景色と奥には「ポートアイランド」。
タイミングが合えば、「神戸空港」に到着する「飛行機」も見ることができるそうです。
ポーアイとつなぐ「神戸大橋」がちょうど見えるので、大型船が寄港した時には、全景をバッチリ見ることができます。
ちなみに、これは世界最大級の「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」が寄港した時の様子。「ポートターミナル駅」の展望デッキからは、大きすぎて全景は見えないので、ちょうどいい船ビュースポット。
海側から何が見えるのかは、パノラマ写真とともに20か所ほど示されてまして、目を凝らすと「ノエビアスタジアム」も見えるとのこと。
ただ、よくある「100円入れて見える望遠鏡」は設置されてないので、いろいろ探して見たい人は、自前で何か持ってきた方が良さそうです。
ちなみに、下半分に描かれているのは、約150年前の同じ場所の風景。開港直後、建物は「税関」だけで、街という景色ではなかったんだなぁとか、「フラワーロード」って「生田川」が流れていたんだなぁとか、が見てとれます。
神戸の開港当初の様子などをもうちょっと知りたくなったら、近くにある「神戸市立博物館」に行ってみるという選択肢も↓↓↓
すぐ足元に見える「東遊園地」は、12月に開催される「ルミナリエ」のゴール地点となってますが、ココからは、いつもと違った角度で楽しめます。
ルミナリエ期間中も、夜22:00まで入ることができるので、駅方向へ帰りがてら立ち寄ってみるのもいいかもしれません。
「ルミナリエ」についての展示もロビー内にありまして、オープニングセレモニーで鳴らされる「希望の鐘」があったり、開催費の「募金」投入口があったりします。鐘に関しては、開催期間中は、東遊園地などに置かれることになるので、それ以外の時にどうぞ。
海側にある「西向き」の窓からは、「メリケンパーク」や「ハーバーランド」が見えますが、ポートタワーは、手前のホテルに隠れて確認できませんでした。
「西向き」の窓の横には、「案内所」がありまして、市民の「ボランティアガイド(10:00~15:00)」さんがいます。神戸の街の歴史や、建物のことなど、いろいろと勉強されているので、気になることがあったら、どんどん聞いてみましょう。
こうしたボランティアの人が、街を案内してくれる無料の「まち歩きツアー」というのもあって、市役所展望ロビーがルートに入ったものもあるので、利用してみてもいいかもしれません。
案内所の右端に置かれているこの木枠のボード。神戸にゆかりがある4人の詩人の「詩片」が書かれた現代アート作品。
神戸の景色をこの作品を通して見ると、また少し違った見える方がするかもしれません。
9種類の詩片が「日本語」と「英語」で用意されてまして、手に取って見れるのは「ボランティアガイド」がいる時間です。
さらに、「山側」にも「1日1回だけ」というアートな眺めがあります。
二号館にも展望台が出来たらいいですね
大きなガラス張りのカーテンウォールから外を眺めたいです。