地上100mから神戸を一望できる「神戸市役所展望ロビー」の眺め、ちょっとアートな楽しみ方も。入場無料

「山側」の景色と、1日1回のロマンチックな眺め

神戸市役所展望ロビー、「山側」の方へ。途中に、トイレもあるので、長居しても心配ご無用。

「山側」は、「海側」に比べると一息つけるソファなどもなく、スペース的には小さめの印象。

「山側」を見ると、印象的なのは、六甲山・摩耶山の山並みと、そこに向かって食い込むように広がる神戸の街並み。

「神戸国際会館」や「JR三ノ宮駅」も見えてます。三宮再整備が進むと、ここからの眺めも、大きく変わるのかもしれません。時々来て、変化を楽しむというのもいいかと。

神戸のランドマーク、3つの「山麓電飾」も確認できます。「市章」「錨(いかり)」「北前船」があって、日没から23:00まで点灯。

一番はじめに灯った電飾は「市章」で、昭和8年(1933年)のこと。当時は、祭りのタイミングなどで、時々点灯するだけだったそうです。

はじまりとして最も古いのは「錨(いかり)」マーク。明治36年(1903)に明治天皇が観艦式に来るのを記念して「松」を錨の形に植えたんだそう。電飾が灯されることになったのは、昭和の終わり頃のこと。

ちなみに、この「錨」は、時々「青色」になる日があります。神戸を象徴する「青い海」のイメージで「青い錨」=「神戸が元気であることの印」なんだそう。

「神戸まつり」や「国民の祝日」、さらに「ヴィッセル神戸が勝った日」も青くなるみたいなので、チェックしてみて下さい。

「山側」といえば北野の「異人館」ですが、代名詞ともいえる「風見鶏の館」も見えます。

ちょうど「阪急神戸ビル東館」の建設用クレーンのちょっと奥らへん。見る場所によって隠れてしまうので、ウォーリーを探せ気分でトライ。

「山側」のロマンチックな眺めというのが、この「センタープラザ東館」。一見すると普通のビルですが…

1日に1回、「男女の横顔」が限られた時間だけ「浮かび上がる」巨大なアート作品になってます。

「太陽の光」が当たる角度を計算し壁に「16枚の金属板」の「影」ができるという仕組みで、1日に30分程度だけ見られる眺めです。

季節によって太陽の角度も変わりますので、見られる「目安の時間」も示されてました。夏至の頃は、10分程度しか見れないそうです。

「男女の横顔」なので、「バレンタイン」や「クリスマス」などロマンチックなタイミングで行ってみるのいいかもしれません。

「海側」「山側」じっくり見て回ると、普段知っている場所だけに色々と発見があると思います。

せっかく無料なので、一度といわず、季節の変化も楽しみながら上がってみてはいかがでしょうか。

スポット名神戸市役所 展望ロビー
ジャンルビュースポット
料金入場無料
住所神戸市中央区加納町6-5-1
電話番号078-333-3330 ※総合コールセンター
営業時間平日 8:15~22:00
土日祝 10:00~22:00
定休日年末年始(12月29日~翌年1月3日)
※設備点検日1日
リンク公式サイト
駐車場神戸市営三宮駐車場(有料)

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この記事を書いた人

カオル

とりあえず「食パン」を買う人です。

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1 個のコメントコメントを残す
  • 匿名さん

    二号館にも展望台が出来たらいいですね
    大きなガラス張りのカーテンウォールから外を眺めたいです。

    2019年12月6日12:21 PM 返信する