
異国情緒な雰囲気を楽しめる「北野異人館街」、日本最大級の中華街「南京町」、港町ならではの「海の絶景」、赤色が映える「神戸ポートタワー」など、1度は行ってみたい観光スポットがたくさんある「神戸」。
今回は、そんな神戸の「王道観光スポット」を効率よく1日でめぐるモデルコースをご紹介!異人館から、中華街、神戸港などウォーターフロントまで、神戸を日帰りで満喫できます。
リニューアルなど2025年最新の情報や、春ならではの桜のお花見情報も入っているので、神戸に住んでいる人も春のお散歩の参考にしてみてくださいね。
所要時間
①JR新神戸駅から出発!

まずは神戸市の玄関口の1つ、JR「新神戸駅」からスタート。東京駅からは、2時間40分ほどです。
神戸の中心部にある「三宮」へも、神戸市営地下鉄を使って2分ほど、徒歩だと20分ほど。神戸で外せない観光スポットへのアクセスの良さが魅力です。
▼「北野異人館街」まで徒歩約10分
②異国情緒な雰囲気を楽しめる「北野異人館街」へ

異国情緒あふれる『北野異人館街』は、明治時代に外国人が暮らした邸宅が数多く残るエリアで、異国の雰囲気を味わうことができます。
特に「風見鶏の館」や「うろこの家」は有名で、多くの観光客が訪れるスポット。各館では当時の生活様式や美術品を展示しており、歴史と文化を学ぶことができます。
画像:公式サイトより
見て、触って、写真を撮って遊ぶトリックアートが楽しめる「神戸トリックアート・不思議な領事館」や、オリジナル香水が作れる「香りの家オランダ館」なども。
大人から子どもまで楽しめる「体験型のスポット」があるのも魅力の1つです。
画像:公式サイトより
そのほか、風見鶏の館の近くにある『北野天満神社』もおすすめ。神戸の港までを見渡せて、絶景を堪能することもできますよ。限定の「切り絵御朱印」などもあるので、参拝した記念にするのもいいかもしれませんね。
桜の名所としても有名で、境内へ続く階段には「桜のトンネル」ができ、境内からは「桜」「風見鶏の館」「神戸の景色」が一緒に楽しめますよ。フォトジェニックな写真が撮れるので、撮影スポットとしても人気です。
住所
神戸市中央区北野町
営業時間
各異人館によって異なります。詳しくは公式サイトの北野異人館一覧へ
※「風見鶏の館」は、耐震改修工事のため長期休館中。敷地内への立ち入りはできませんが、外観を見ていただくことは引き続き可能です。2025年春まで予定
料金
各異人館によって異なります。詳しくは公式サイトの北野異人館一覧へ
所要時間
2時間ほど
◆関連リンク
・神戸北野異人館街 – 公式サイト
▼「神戸北野ノスタ」まで徒歩約10分
③神戸の新スポット!神戸北野ノスタ

また、2024年11月にオープンした、神戸の新スポット『神戸北野ノスタ』も。「旧北野小学校」をリニューアルしたノスタルジックな雰囲気の「食の複合施設」です。

施設内には、カフェやショップが併設されていて、店内やオープンテラスで、グルメ・スイーツ・パン・コーヒーなどを食べられます。
チョコレートや、灘五郷の日本酒などのオリジナルグッズの販売も。神戸ならではのグルメ・お土産を楽しむことができますよ。実際に行ってきた記事もあるので、参考までにぜひ見てみてくださいね。
住所
神戸市中央区北野町3-17-1
営業時間
各ショップによって異なります。詳しくは公式サイトのショップガイドへ
料金
入場無料
所要時間
1時間ほど
◆関連リンク
・神戸北野ノスタ – 公式サイト
▼「南京町」まで徒歩約15分
④南京町で食べ歩き

『南京町(なんきんまち)』は、神戸を代表する中華街で、横浜・長崎と並ぶ「日本三大中華街」の1つです。
東西約270m・南北約110mの範囲に、「中華料理店」や「雑貨店」など多彩な店舗が並びます。

南京町の魅力の1つは、手軽に楽しめる食べ歩きグルメです。行列ができる名店も多く、観光客はもちろん、地元の人々にも愛され続けています。
特に人気なのは、ジューシーな肉汁があふれる「豚まん」や、香ばしく焼き上げられた「北京ダックのクレープ包み」、カリカリの食感が楽しい「焼小籠包」など。なかには、写真映えするかわいい「動物モチーフの食べ歩きスイーツ」もありますよ。
リニューアル工事中のため移転した老祥記
特に人気なのは、豚饅頭の元祖といわれる「老祥記」。地元民にも愛される行列店です。
現在は建て替えのためリニューアル工事中ですが、変わらず100年続いた「豚まん」は味わうことができます。「南京町広場」を挟んで反対側の、系列店「曹家包子館」があった場所へ移転しているので、ご注意ください。
実際に、南京町で人気の「豚まん」を食べ歩きしてみた記事もあるので、ぜひ参考に見てみてくださいね。
住所
神戸市中央区栄町通1-3-18
営業時間
各店舗によって異なります。詳しくは、公式サイトの店舗検索へ
料金
入場無料
所要時間
1時間ほど
※レストランで食事を楽しむ場合は、2時間ほど
◆関連リンク
・神戸の中華街・南京町 – 公式サイト
▼「ハーバーランド」まで徒歩約20分/電車(地下鉄海岸線 みなと元町駅~ハーバーランド駅)約8分/電車(JR元町駅~神戸駅)約10分
⑤ハーバーランドで神戸らしい景色を
画像:一般財団法人神戸観光局より
『ハーバーランド』は、ショッピングモール、レストラン、観覧車、アミューズメント施設など、多彩な施設が集まるエリアです。

ハーバーランドの中心部にあるのが、大型ショッピングモール「神戸ハーバーランドumie」。ノースモール・サウスモール・MOSAIC(モザイク)の3つの棟からなり、ファッション、雑貨、グルメなど、200店舗以上が出店しています。
なかでも、海に面したエリアに位置する「モザイク」には、カフェも多く、海風を感じながら休憩することができます。コーヒーやスイーツなどをテイクアウトして、外のベンチでのんびりするのもおすすめですよ。
画像:一般財団法人神戸観光局より
ハーバーランドからの景色はこんな感じ。昼には空と海と「神戸ポートタワー」や「海洋博物館」などの神戸らしい景色を楽しむことができますよ。
「観覧車」から神戸港の美しい景色を一望するのも、少し時間のある人は「遊覧船・クルーズ船」に乗って海から神戸の街を見てみるのもおすすめ。夕方だと夕日に照らされて、ロマンチックなひとときが過ごせますよ。

そのほか、港町ならではの明治時代に建てられた赤レンガ造りの倉庫群「神戸煉瓦倉庫」も。おしゃれな雑貨やレストランだけでなく、フォトスポットとしても人気の場所です。
レトロな雰囲気漂う赤レンガの建物に入っているのは、イタリアンや、パン食べ放題のレストランのほか、文房具やお香などの雑貨、家具など。休憩スポットもあるので、ショッピングをのんびり楽しめますよ。
そのほか、子どもに人気の「神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール」もあるので、ご家族での旅行の際は立ち寄ってみてもいいかもしれません。
住所
神戸市中央区東川崎町1
営業時間
各スポットによって異なります。詳しくは各スポットの公式サイトへ
料金
入場無料
※「神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール」は入場料がかかります(ショッピングモールは無料)。詳しくは公式サイトへ
所要時間
1時間ほど
※ショッピングをしっかり楽しむ、遊覧船・クルーズ船や神戸アンパンマンこどもミュージアム&モールなどを利用する場合は2~3時間ほど見積もっておきましょう
◆関連リンク
・神戸ハーバーランド – 公式サイト
・神戸ハーバーランドumie – 公式サイト
・神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール – 公式サイト
・神戸煉瓦倉庫 – 公式サイト
▼「メリケンパーク」まで徒歩約10分(神戸ハーバーランドumie モザイクから)
⑥メリケンパークで記念撮影!BE KOBEモニュメント

『メリケンパーク』は、神戸港に面した広大な公園で、神戸のシンボルタワー「神戸ポートタワー」や、白いスペースフレームの大屋根が特徴的な「神戸海洋博物館」などの観光スポットが集まるエリアです。
芝生広場や遊歩道、ベンチなどがあり、海を眺めながらゆったりと過ごすことができるのがポイント。海の見える「スターバックス」もあるので、のんびり休憩するのもいいですよ。

春の時期には、桜も楽しめるのでおすすめ。「桜」「神戸ポートタワー」「海洋博物館」を一緒に撮影することもできるので、思い出に残るんじゃないでしょうか。
画像:一般財団法人神戸観光局より
観光客に人気のスポットなのが「BE KOBEモニュメント」。空と海の青い背景に、大きな「BE KOBE」の文字が映えて、神戸に来たら撮っておきたい1枚です。
日が暮れたあとも、きれいにライトアップされるので、夜に撮影するのもいいかもしれませんね。
住所
神戸市中央区波止場町2-2
営業時間
24時間営業
料金
入場無料
所要時間
30分ほど
▼「神戸ポートタワー」まで徒歩約3分
⑦新しくなった「神戸ポートタワー」で夜景を楽しむ
画像:一般財団法人神戸観光局より
『神戸ポートタワー』は、1963年に建設された神戸のシンボルタワーです。高さ108mの優美なフォルムは、和楽器の「鼓」を長くしたような形状をしており、「鉄塔の美女」とも呼ばれています。
2024年4月26日のリニューアルオープンで新しくなった360度のパノラマ展望台「屋上デッキ」からは、神戸の街並みや港、六甲山系を一望できるのがポイント。
画像:公式サイトより
入館料不要で利用できる低層3,4階にあるレストラン・カフェ&バー「PORT TERRACE」では、店内の一部と屋外テラスから神戸の夜景を望みながら、洋食やスイーツなどがいただけます。
地元食材を使った本格的なコース料理もあるので、ちょっと贅沢なディナーを楽しむこともできますよ。
神戸のランドマークで、港町の夜景を見ながらディナータイムをゆっくり楽しめて、神戸観光の締めくくりにぴったりですね。

そのほか、神戸や日本の魅力を発信する「ショップ」も。神戸店限定商品や、神戸ならではのグッズのほか、灘五郷の日本酒の試飲販売などがあるので、あわせて立ち寄ってみるのもいいかもしれません。
住所
神戸市中央区波止場町5-5
営業時間
各店舗によって異なります。詳しくは公式サイトへ
料金
【展望フロア+屋上デッキ】大人(高校生以上)1,200円/子ども(小学生~中学生)500円/幼児 無料
【展望フロア】大人 1,000円/子ども 400円/幼児 無料
所要時間
1~2時間ほど
◆関連リンク
・神戸ポートタワー – 公式サイト
・ポートテラス | 神戸ポートタワー内のレストラン・カフェ&バー – 公式サイト
いかがでしたか?今回は、「神戸といえば」を詰め込んだ、王道モデルコースをご紹介しました。
1泊2日の旅行なら、「六甲山」の自然、日本三古湯の1つ「有馬温泉」あたりにも足を伸ばせるので、ぜひゆっくり神戸観光を楽しんでみてくださいね。
ゆう
神戸で生まれ育った神戸っ子。趣味は、自然に癒やされながらの散歩とサイクリング。プリンが大好物のよく笑う人です。
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