いよいよ2024年4月26日(金)からリニューアルオープンを迎える『神戸ポートタワー』。約2年半ぶりに営業再開し、ついに中に入ることができるようになります。
今回は新しくなった『神戸ポートタワー』に、読者リポーターmaoさんと一足早く潜入!
「どんなお店が入ってるの?」「展望デッキってどんな感じ?」など、気になるアレコレを分かりやすく解説していきます!
Index
神戸ポートタワーについて
『神戸ポートタワー』が誕生したのは1963(昭和38)年のこと。約60年間にわたって神戸のシンボル的存在として、これまでに通算33万人が来場しています。
双曲面構造による鼓を長くしたような美しい外観から「鉄塔の美女」と呼ばれ、2014年12月には国の登録有形文化財にも登録されています。
2021年9月から全面立替のため一時閉館し、耐震補強を含む大きな工事が行われました。
昨年末から一足早く復活したイルミネーションの点灯では、久しぶりに赤く光る『神戸ポートタワー』に歓声があがりました。
今回新しくなった『神戸ポートタワー』は、低層フロア(無料)・展望フロア(有料)に分かれた全9フロア。
特に新設される「展望フロア・屋上デッキ」や、神戸らしい景色が見下ろせる「カフェ&バー」は気になっている人が多いですよね。
まずは1階から順を追ってご紹介していきます!
【低層】1~2F
まず入ってすぐの場所にチケット売り場とインフォメーションが設けられています。1時間ごとに設けられた日時指定をして購入します。
事前にネットでの購入もできるので、計画的に行きたい人は買っておくと便利かも。
すぐ近くにコインロッカー・バギー置き場も用意されているので、観光客の人や子連れで荷物が多い人も安心。
ちなみに最上階から屋上へ出る際は階段を利用しないといけないので、重たい荷物はこの場所においておくことをおすすめします。
Ready go round mini(カフェスタンド)
低層1階外にあるテイクアウト専門のカフェスタンド「Ready go round mini」。
目玉商品は「神戸ポートタワーブリリアンスソフトクリーム」。ストロベリー・バニラニラ・ストロベリー&バニラと3つのフレーバーから選べます。
画像:公式サイトより
「Ready go round mini」に限らず、ポートタワーカラーの赤色を使ったフードメニューが豊富なので、ポートタワーをお腹の中まで楽しめます!?
ほかにも「ホットドッグ」「チキンドラムスティック」「ワイン赤・白」や「ソフトドリンク」なども販売されてますよ。
イコリ/ポートアレイ/ビームス ジャパン 神戸
低層2階には全部で3つのショップがあります。このあたりは過去の記事でも紹介していますのでサクサクっと!
イコリ
創業53年神戸長田で全ての工程をハンドメイドで製造する神戸ザックを中心に播州織のストール・扇子・淡路島のお香・丹波焼の器などの地場産品を山、海、街を切口にセレクトしているんだとか。
ビームス ジャパン
新宿・渋谷・京都・広島・出雲に続き、神戸はポートタワー内にゲートショップとしてオープン。
バイヤーセレクトの日本全国の逸品に加え、神戸店限定商品も。神戸でしか買えないものって、お土産などを選ぶ上でも重宝しますよね!
その他2階には、常設ではないお店が入る「ポップアップコーナー」などもあって、今後はその場所で「ワークショップ」なども開催するそうですよ。
【低層】3~4F
3階・4階は食事を楽しみたい人向けのフロア。カフェや食事の注文は必要ですが入場料はかかりませんので、少し高めの場所から神戸の景色を見ながら食事を楽しむことができます。
PORT TERRACE(カフェ&バー)
3階入ってすぐの場所にあるのが、オシャレな物販コーナー。ポートタワーモチーフのオリジナルグッズは、ほとんどはここに来ないと買えないものなんだとか!お土産にも最適です。
画像:公式サイトより
料理のテーマは「レトロ洋食」。ハンバーグやエビフライ・カツレツなど子供の頃から大好きな「洋食メニュー」を北野クラブ ソラの料理長がプロデュースしています。
地元食材を使った本格的なコースメニューなども。ゆっくり落ち着いた雰囲気で楽しめるのは3階レストランです。
アフタヌーンティーも予約すれば楽しめます。こちらも「ポートタワー」をモチーフにしたオリジナルスタンドに。
あれもこれも「あ!ポートタワーや!」「これも赤色や!」と、リアクションが止まりません。
席のみの予約はできないそうなので、せっかく来たならじっくり食事がしたいという人はあらかじめ「コース」もしくは「アフタヌーンティー」の予約をしてから向かいましょう。
画像:公式サイトより
今回新たに誕生したエリア、開放感のあるカフェ&バー。今回のリニューアルにおいても、特に注目度が高いポイントのひとつです。
ポートタワー全体で屋外に出て景色を楽しめるスポットは屋上&こちらの低層4階。
ポートタワー色のソファ席でゆっくり潮風を感じるも良し、カウンター席でオーシャンビューを楽しむも良しです。
実は見上げるとポートタワーをちょっと面白い角度から楽しむこともできるんです。そのアングルは見に行った人だけのお楽しみに…!
レトロというテーマに合わせて、「ホットケーキ」や「パフェ」など、彩り豊かで景色にも映えるメニューも。
3階と比べて、よりカジュアルに楽しめるのが4階の飲食スペースになっているみたいですね。
【展望】1~2F
ここからは展望フロア(有料ゾーン)のご紹介です。展望フロアへは階段ではいけず、エレベーターの利用が必要になります。
日時指定のチケットも必ず必要なので、事前にWEBにて購入しておくか、1階入口での購入をお忘れなく!
Gallery 360
展望1階は「貸しギャラリー」に。最初の3ヶ月はZ世代を中心に人気を誇る「ヨシフクホノカ」さんの作品を展示しています。
一部ガラス張りの床があり、地上75mから真下をのぞくスリル満点の体験もできますよ。
Kobe Port Tower Shop by Felissimo
展望2階は、ポートタワーオリジナルグッズがたくさん。ステッカーなどは220円と手頃な価格帯なので、スマホケースの裏に入れたりしてもオシャレ。神戸っ子らしさ満載になれそうです!
ここでしか手に入らない神戸ポートタワーの「オリジナルグッズ」や「フェリシモの人気アイテム」が買えるショップで、どれにしようか目移りするほどの品数です。
【展望】3~4F
Ready go round
展望3階は国内でもめずらしい回転カフェ&バーです。以前から回転する喫茶はありましたが、より進化しモダンな雰囲気に。
約30分で360度回転し、移り変わる神戸の風景を眺めながら、オリジナルドリンクやスイーツなどの軽食も楽しめます。
真っ赤なベリーの神戸ポートタワーパンケーキ(単品1200円)など、スイーツ系から食事系まで。ゆっくり食事をしているだけで、モザイクや観覧車など「ハーバービュー」や「六甲山」など景色が変わっていきます。
昼だけでなく、夜見る景色はまた違ってロマンチックだそうですよ。ドリンクメニューも、ジュース・アルコールともに一律700円です。
Brilliance Museum
展望4階は、“赫き”(かがやき) をテーマにした作品を展示する、小さな『光のミュージアム』です。あえて外の景色が見えない唯一のフロアです。
手で触れると色塗りができるという不思議なアート。
ミュージアム内はおしゃべり&撮影OKなので、家族や友人とワイワイ楽しめそう。
【展望】5F
Smile Park
エレベーターで行ける最上階の展望5階には、ユニークな写真が撮れるフォトスポットが複数設置されています。
実際の1/50サイズのポートタワーなどもあります。神戸弁が書かれたプレートも色んな種類があってええ感じです。
よく見ると窓枠の部分には神戸がロケ地になった映画やドラマの作品名・ロケ地・ここからの距離などが書かれています。
「るろうに剣心 最終章」や「たとえあなたを忘れても」など、改めて「え!これにも神戸登場してるの?」と話す機会になって、話題に困る付き合いたてホヤホヤのカップルにもおすすめかも!?
Brilliance Tiara Open-air Deck(屋上デッキ)
さてきました!今回のリニューアルで最大の注目ポイントとなる屋上デッキ。以前は屋上は閉鎖されていてあがることができませんでした。
天井部分はあいてますが正面はガラス張りになっているので、お子さんでも安心してあがることができます。高さ100mからの景色に高所恐怖症のmaoさん悲鳴!
夜は23:00まで営業しているみたいなので、神戸の新しい夜景スポットになっていくかもしれませんね。
ちなみにエレベーターで上がれるのは展望5階まで。屋上へは全部で30段ほどの急な階段を上る必要があるので、ご年配の人はちょっと大変かも。
雨の日も入場はできるようですが、傘が使えないので「レインポンチョ」などをお忘れなく。
まとめ
いかがでしたか?全体をまずはサクッとご紹介してみました。
事前にWEBにて入場券を購入しておくと、少しお得になるチケットなども販売されているようなので、計画的に行きたいなという人もチェックしておくことをおすすめします。
一般料金 | 入場料 (消費税10%込み) |
大人(高校生以上) | 展望フロア+屋上デッキ 1,200円 |
展望フロア 1,000円 | |
子ども(小学生以上・中学生以下) | 展望フロア+屋上デッキ 500円 |
展望フロア 400円 | |
未就学児 | 無料 |
チケットの詳細については、公式HPも合わせてチェックしてくださいね。
進化してようやく帰ってきた『神戸ポートタワー』。実は地元民過ぎて、以前のポートタワーは登ったことがないという人もいるかもしれません。
神戸市在住の人はお誕生日割引などもあるみたいなので、この機会に足を運んでみてはいかがですか。
◆関連リンク
・神戸ポートタワー – 公式サイト
【撮影協力】mao/Instagram(@maoinbali)
海・太陽が大好き!20代をハワイ・バリと南国で暮らし、神戸に帰ってきました。口癖は「スタバいく?」。周りをHAPPYにすることが大好きで、いつも一生懸命ふざけてます。
このみ
花や夕焼け空を眺める時間が好きです。
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