
自衛隊や海上保安庁が、有事の際などに空港・港湾を円滑に利用できるようにする国の取り組み「特定利用空港・港湾」について、『神戸空港』を候補として検討していることがわかりました。
自衛隊・海保が円滑に利用できるように

「特定利用空港・港湾」は、自衛隊や海上保安庁が、平時から必要な空港を円滑に利用できるように、空港管理者との間で設けている枠組みのことです。
神戸空港の場合は神戸市が管理者にあたります。
軍事や産業用ではなく、主に「民生利用」として、自衛隊・海上保安庁の航空機や船舶が円滑に利用できるよう、必要な整備をしたり既存事業を促進したりする、というもの。
平素における空港・港湾の利用を対象としていて、武力攻撃事態のような有事の利用を対象とするものではないそうです。
特定利用空港では、災害時に救援部隊を派遣したり、戦闘機・輸送機の離着陸などの訓練をしたりといった利用が想定されるんだそう。

防衛力強化の一環として、2022年に改定された国家安全保障戦略をもとに創設された取り組みで、現在は全国14空港・26港湾が指定。
関西では和歌山県の「南紀白浜空港」が指定されています。
神戸空港は検討段階、国から事前説明
神戸市の発表によると、3月30日に内閣官房、国土交通省、海上保安庁、防衛省の担当者が市を訪れ、神戸空港を特定利用空港の候補として検討している旨の説明があったそうです。
報道によれば訓練は年に数回を考えているものの、具体的な計画は今のところ決まっていないみたい。
空港に対する神戸市の権限も変わらず、民生利用に配慮するなど、いまの運用を変える必要がないことも説明されたそうです。
今後、国から正式に依頼があれば、神戸市は受け入れの可否を判断するとのこと。報道に対して神戸市港湾局の担当者は「まずは説明を聞いたところなので、今後さらに詳細を確認したい」と話しています。
「特定利用空港・港湾」の取り組みについて、神戸市がQ&A資料(PDF)を公開しているので、気になる人はチェックしてみてください。
◆関連リンク
・神戸市 – 公式サイト









































あさみ
「今年こそダイエット」が口癖です。
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