神戸市が『神戸といえば○○やんなぁ』の集計結果を発表してる。まちの魅力最多は「海と山に囲まれた自然豊かな環境」

神戸 アンケート

神戸市が、2023年に市民を対象に実施した「まちの魅力」に関するアンケートの集計結果が発表されました。

アンケートでは、2023年7月中旬~9月末に第1弾、10月下旬~12月下旬に第2弾を実施。回答者数は第1弾が約16,000人、第2弾が約8,500人だったそうです。

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神戸市が、あなたが思う『神戸といえば○○やんなぁ』を募集中。スマホで参加できる市民アンケート、9月末まで

2023年7月16日

市民が思う「神戸といえば、やっぱ○○やんなぁ」

第1弾アンケートでは、各項目を4段階で選択する「あなたの『神戸といえば○○やんなぁ』」と、『神戸の自慢できること』『神戸のひとの魅力』『未来の神戸がこうだったらいいな』をひと言で、という設問でした。

神戸 アンケート

回答した人の年代や居住地の内訳はこんな感じ。年代では30~50代が多く、居住地では神戸市外の人が一番多かったみたいです。

神戸 アンケート

『神戸といえば○○やんなぁ』は、25項目を「とても当てはまる/やや当てはまる/あまり当てはまらない/当てはまらない」の4段階で選択。とても当てはまるの最多が「海と山に囲まれた自然豊かな環境」で、ほぼ同率で「夜景が美しい」が選ばれました。

ひと言で答えてもらう設問は、単語の出現頻度の多さに応じて大きい文字で表現する「ワードクラウド」で集計。大きい文字ほど多かった意見ということになります。

神戸 アンケート

『神戸の自慢できること』は、一番多かったのが「海」や「山」と自然豊かな環境を誇らしく思っている人が多いみたいですね。

寄せられた声のなかには「海と山が近いので週末日帰り旅行のバリエーションが多い」「おしゃれなまちと豊かな自然が共存してる」「海も山も温泉も田舎も都会も橋もなんでもある」などが挙げられたんだとか。

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『神戸のひとの魅力』では「オシャレ」が圧倒的に多かったみたい。優しい・あたたかい・親しみやすいといった人柄の良さも多く挙げられています。

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『未来の神戸がこうだったらいいな』では、「住みやすい」ことに次いで、「子育て」や「子ども」なども多く挙がり、これからの世代が暮らしやすい街になればいいな、という思いがうかがえます。

市民が思う「神戸の魅力スポット」

第2弾では、神戸のまちの魅力や、それぞれの連想する場所・エピソードを募集。神戸に誇りに思っていることや、未来の神戸に向けてこうしたいなど、具体的な意見を尋ねるアンケートが実施されました。

神戸 アンケート

第2弾で回答した人の年代や居住地の内訳はこんな感じ。年代は第1弾と同じく30~50代が多く、居住地では神戸市外の人と東灘区民がほぼ同率で多かったみたい。

神戸 アンケート

選択式で尋ねた「神戸のまちの魅力」は、48.6%で最多だったのが「海と山に囲まれた自然豊かな環境」でした。

神戸 アンケート

連想する場所や、その場所選んだ理由やエピソードを尋ねると、「他の都市から神戸に帰ってきたときに、海と六甲山に光る碇のライトアップを見るとホッとする」といった声が寄せられてました。

ワードクラウドでは「六甲山」が最も多く、「メリケンパーク」「ハーバーランド」「須磨海岸」なども多く挙がっていたようです。

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「市民は神戸に誇りに思っている」と感じる理由やエピソードを尋ねた設問では、「オシャレ」であることや「神戸出身」であることなどが多かったみたい。

お年寄り世代からは「お年寄りの仲間がオシャレをして楽しそうに話している」「震災を経験した際の住民の協力相互の思いやり」、若い世代からは「胸を張って神戸在住と言える」「また戻ってきたいと思える場所」といった声が挙がってました。

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未来の神戸に向けて残したいことは「自然」が最多で、住みやすい・街並み・きれい・おしゃれなども選ばれています。

若い世代からは「自然と都市が身近に感じられるのは日本の都市では滅多に見られない。今後も存続してほしい」「旧居留地周辺の石造りの街並みや、1000万ドルの夜景ときらめく電飾」などのコメントが寄せられてました。

神戸 アンケート

未来の神戸に向けてこうしたら「もっとワクワクする」「もっと魅力あふれるまちになる」ということを尋ねる自由記述では、『増える』が最多に。

「高齢者や若者など、幅広い年齢層がふれあえるイベントで活性化を目指す」「次の世代にこの自然を残していこうとする風土作りに関心を持つ人が増える」など、人と人、人と地元企業・学校などさまざまな「つながり」から、神戸のまちに関心を持つ人や訪れたい人を増やせるのではないかという意見が寄せられたそうです。


神戸市の現在の「総合基本計画」は2025年で終期を迎えます。今回の市民アンケートで寄せられた意見などを検討材料として、約30年ぶりに新たな基本構想の策定に取り組むみたい。これからの神戸はどんなふうになっていくのか、新たなまちづくり計画の発表が楽しみですね。

◆関連リンク
第2弾アンケート結果発表 – 公式サイト

 

この記事を書いた人

あさみ

「今年こそダイエット」が口癖です。

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