明石市立文化博物館で『迷路遊びからお城イラストへ-香川元太郎の作品世界-』が開催されるみたい。「段ボール迷路」や「さがし絵」でお城の魅力を発見

JR明石駅の近くにある「明石市立文化博物館」で、城郭イラストレーター「香川元太郎氏」による城郭イラストに加え、「段ボール迷路」や「さがし絵」でお城の魅力を発見できる体験型の展覧会が開催されるみたいです。

夏季特別展 迷路遊びからお城イラストへ-香川元太郎の作品世界-

2024年7月13日(土)~9月1日(日)
明石市立文化博物館


明石市上ノ丸2-13-1

展覧会では城郭イラストレーターとして活躍する「香川元太郎氏」に着目して、その作品だけでなく、作品が成立した背景を紹介。

香川元太郎氏による入念な時代考証と地道な現地踏査に基づき描かれた城郭イラストを紹介する展覧会はこれまでも全国各地で開催されてきましたが、氏の生い立ちを含めて、作品が生まれるまでのエピソードを紹介する展覧会は全国初の試みとなるそうです。

会期
7月13日(土)~9月1日(日)会期中無休

開館時間
9:30~18:30(入館は18:00まで)

会場
明石市立文化博物館

観覧料
大人1,000円/大高生700円/中学生以下無料
※各種割引あり

こどもの頃にのめりこんだ迷路遊びがきっかけでお城イラストレーターに


≪迷路の島≫香川氏がこどものために描いた迷路イラスト。迷路絵本出版のきっかけとなる。

お父さんお手製の積み木で立体迷路をつくって遊んでいた少年時代の香川元太郎は、中学・高校時代になかなか天守にたどりつけない迷路のような日本のお城のつくりに関心をもち、ひいてはお城イラストレーターになりました。

また、我が子から「お父さん、絵が描けるなら迷路の絵を描いてよ」とねだられて迷路イラストを描いたのがきっかけで迷路絵本を世に出します。

こどもの頃の遊びが大人になってからの仕事にむすびついた香川氏の生い立ちを写真や作品からたどります。

香川先生のように”遊び”からお城の楽しさを発見しよう


≪姫路城の迷路≫(『にっぽんの図鑑』小学館)幅7.5mの大型フロア迷路として登場!

明石城を模したダンボール迷路や香川氏制作「姫路城の迷路」の大型フロア迷路で、お城の複雑なつくりをまずは体感。


≪仙台城≫(2004年)細やかなイラストなかに隠れているモチーフをさがす、さがし絵あそびも。


さがし絵のメッセージ

迷路遊びを満喫したら、香川氏の迷路絵本と同様に、さがし絵遊びでお城イラストを鑑賞してみましょう。

お城好きならわかる!イラストにみえる行き届いた時代考証!


≪播磨国明石城絵図(部分)≫(博物館所蔵)本図では、城を囲う塀が直線的に描かれているが、香川氏イラストは折れている箇所(屏風折れ土塀)がある。これは文献資料や発掘調査に基づく。

香川氏の緻密なお城イラストは、想像で描かれているわけではありません。例えば、香川氏が描いた築城時の明石城のイラストは、17世紀半ばにつくられた「播磨国明石城絵図」をベースにしつつ、文献資料や近年の発掘調査をふまえて描いています。お城好きの人には、香川氏の城郭に関する知見の深さを感じてもらえるのではないでしょうか。


お子さんでも楽しめそうな展覧会です。夏休み中のお出かけ先の候補にいかがでしょうか。

◆関連リンク
明石市立文化博物館 – 公式サイト

 

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やよい

「推し」のライブによく出没します。

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