相次ぐ豪雨災害。神戸での洪水・浸水・土砂災害、身近な危険を確認してみる

ライター:カオル


画像:陸上自衛隊ツイッターより(熊本県球磨村)

全国で豪雨被害が相次いでいますが、豪雨の時、神戸の街はどうなるのか、確認しておきます。

神戸市ではウェブ上のハザードマップと、各区ごとに冊子の「くらしの防災ガイド」が、梅雨時期前に発行されてます。

ウェブ上では、自分の知りたい地域にズームして見ることができ、大雨被害の場合は「土砂災害」「河川」「雨水」「地下施設」など項目ごとに氾濫や浸水の危険性を知ることができます。

三宮・神戸エリアで少し確認して見ます。

これは、JR三ノ宮駅山側の「土砂災害」のハザードマップ。

赤く塗られたところが「土砂災害特別警戒区域」、土石流で建築物が壊れたり、住民に著しい危害が生ずる恐れのある区域で、「新神戸駅」も含めて山沿いはかなり危険度が高いエリア。

黄色も「土石流」が発生しうる「土砂災害警戒区域」で、異人館が並ぶ「北野」エリア一帯がすっぽり入ってます。

これはJR神戸駅周辺の「河川氾濫」の可能性の示したマップです。

「100年に1回程度」の豪雨による洪水で、浸水が想定される区域。駅の東側を流れる「宇治川」が氾濫すると、西元町方面まで広く一帯が浸水するかもしれません。

「50年に1回」とか「数十年に1回」というフレーズを毎年のように聞いてる気がするので、100年だっていつ起こるか分かりません。

川のイメージがあまりない「三宮」の中心地で、「浸水」の恐れがある場所は「地下街」。下水道などの「排水能力を超える大雨」が降れば、「内水はん濫」が起こり「浸水」する地域になってます。

雨の日でも濡れずに買い物が楽しめて助かる場所ですが、災害級の大雨の時は、逆に水が流れ込みやすい場所という意識は大事。

とはいえ、神戸の水害ってあんまりイメージ湧かないという人も多いかもしれません。


画像:神戸市HP「昭和13年阪神大水害」より

でもほんの80年ほど前には、10万戸以上の家が浸水し、700人以上の死者・行方不明者がでた「阪神大水害」が起きてます。

三宮や元町の街中に濁流が流れて、家がたくさん流されるような豪雨でした。

今の映像と比較した動画も公開されてます。大丸前や栄町通など通ったところある場所の被害の様子も知ることができます。

水害の起きた当時より治水の機能は格段に上がっていますが、「線状降水帯」など予測できない豪雨が頻繁に起きている今、備えとして知ることも大事かと。

◆関連リンク
神戸市 – 公式サイト

カオル
ライター:カオル
とりあえず「食パン」を買う人です。

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1 個のコメントコメントを残す
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    神戸市だけで大丈夫でしょうか?
    兵庫県全体で見ないと大変な災害になります。

    2020年7月10日12:32 PM 返信する