生活協同組合「コープこうべ」が、2024年度の閉店候補ではないものの『経営状況が厳しい店舗』を発表しています。兵庫県と大阪府内で23店舗が選ばれましたが、そのうち7つが神戸市内の店舗です。
・コープミニ住吉台(東灘区)
・コープ兵庫(兵庫区)
・コープ名谷(須磨区)
・コープ桃山台(垂水区)
・コープミニ霞ヶ丘(垂水区)
・コープミニ西舞子(垂水区)
・コープミニ東舞子(垂水区)
今年3月、コープこうべは、経営状況が改善しなければ閉店する2024年度の「営業終了候補店」を発表しました。その3店舗の中には神戸市内の「コープ長田」も含まれます。
候補に選ぶ基準は「売り上げに対する赤字の割合が8%以上」or「4%以上で冷蔵機器など設備に課題があること」。
組合員の「閉店しそうだと事前に分かれば、もっと買い物に行くのに」という声に応え、閉店候補の店を周知して利用を促すことがねらいです。
今年5月には、今回発表された『経営状況が厳しい店舗』の中にも含まれる「コープ朝霧店」が、組合員に向けて「収支改善に向けたご利用のお願い」というハガキを発送。
当時コープこうべは『経営状況が厳しい店舗』のリストなどを特に公開していませんでしたが、神戸ジャーナルが直接問い合わせたところ、「同様のハガキが発送された店舗は神戸市内で全7店舗ある」という回答がありました。そのときに教えてもらった7店舗がこちら。
・コープミニ住吉台(東灘区)
・コープ兵庫(兵庫区)
・コープ名谷(須磨区)
・コープ桃山台(垂水区)
・コープミニ霞ヶ丘(垂水区)
・コープミニ西舞子(垂水区)
・コープミニ東舞子(垂水区)
今回これら7店舗がそのまま『経営が厳しい店舗=営業終了基準該当店舗』として公式に発表されたかたちです。
『営業終了基準該当店舗』は閉店候補ではないものの、基準に触れる店なのだそう。兵庫県と大阪府内にあるコープこうべ全135店舗のうち、23店舗が選ばれてます。
コープこうべは「営業終了候補店にならないよう、早めにお伝えしている」とし、店ごとに「千円当たり48円の赤字」などとありのままを開示して利用を呼びかけているみたいです。
「近所のコープこうべがなくなったら困る!」という人は、来年度以降にその店舗が「営業終了候補店」とならないよう今から積極的に利用したほうが良いかもしれません。
◆関連リンク
・生活協同組合コープこうべ – 公式サイト
コープも無くなる
トーホーも無くなった