神戸で出土した考古遺物や、神戸関連の美術品・史料を展示している『神戸市立博物館』が、設備改修工事を終えて2月10日(土)から再開します。同日より新たな企画展が開催されるそうです。
企画展「コレクション大航海 蝦夷発→異国経由→兵庫行」
2024年2月10日(土)~3月17日(日)
神戸市立博物館
神戸市中央区京町24
神戸市立博物館は、国の登録有形文化財にもなっている建物の「外壁工事」と「設備改修工事」のため、2023年9月から臨時休館中です。
先日訪れた際は、建物外観はまだグレーの幕に覆われていました。
2月10日からは、企画展「コレクション大航海 蝦夷発→異国経由→兵庫行」が開催されます。
古地図、美術、考古・歴史の分野ごとに「海」を共通テーマとしたコレクション展示特別版なんだそう。
考古・歴史分野の展示では、古代より瀬戸内海航路の要所として栄えた「兵庫津」に関する歴史資料などが見られるそうです。
展示作品の一例
荒木如元「瀕海ひんかい都城図」
江戸時代、19世紀前期 当館蔵(池長孟コレクション)
伊能忠敬「伊能小図 北海道」
文政4年(1821)頃 当館蔵(南波松太郎コレクション)
谷文晁「ファン・ロイエン筆花鳥図摸写」
江戸時代、19世紀前期 当館蔵(池長孟コレクション)
若林秀岳「(神戸港及兵庫津旧図)」(部分)『神戸覧古』
明治29年(1896)5月 当館蔵
会期
2024年2月10日(土)~3月17日(日)
休館日
月曜日
※2月12日(月・祝)は開館。翌2月13日(火)は休館
開館時間
9:30~17:30(展示室への最終入場17:00まで)
入場料
一般 800円/大学生 400円/高校生以下 無料
※神戸市内在住で満65歳以上の場合は、証明書を提示すると当日一般料金が半額になります。
※障害のある人は障害者手帳などの提示で無料
※本展チケットでコレクション展示室もご覧いただけます
学芸員による展示解説、子ども向けイベントも
会期中は、毎週土曜日に学芸員による「展示解説会」が行われるほか、3月には子ども向けイベントも開催されます。
子ども向けイベントはいずれも事前申し込み制で、応募者多数の場合は抽選になるそうです。申し込み受付は1月31日(水)から。
学芸員による展示解説会
日時:会期中 毎週土曜日 11:00~11:30(開場10:30)
会場:神戸市立博物館地階講堂
定員:140名
参加費:無料
※ただし当日ご使用いただける本展観覧券が必要
こうべ歴史たんけん隊
日時:2024年3月2日(土)9:00~12:00(受付8:50~)
会場:神戸市立博物館集合→兵庫津周辺散策→現地解散(電車移動)
対象:小学校4年生~中学生とその保護者
定員:10組20名
参加費:1組あたり1,000円
申し込み方法:Webサイト
申し込み期間:2024年1月31日(水)~2月14日(水)
ジュニアミュージアム講座「コレクションそっくり!作品をつくろう」
日時:2024年3月9日(土)10:00~12:00(受付9:45~)
会場:神戸市立博物館1階 体験学習室
対象:小学校4年生~中学生
定員:10名
参加費:500円
申し込み方法:Webサイト
申し込み期間:2024年1月31日(水)~2月27日(火)
コレクション展示室では、なかなか見ることができない大型の作品や資料も展示しているみたい。「大海原を渡るように」楽しめる企画展になっているそうです。
◆関連リンク
・神戸市立博物館 – 公式サイト
あさみ
「今年こそダイエット」が口癖です。
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