少子化の影響で、兵庫県立高校で計14校の再編が行われることになり、神戸市内の4校が対象になってます。
統合の対象校【第1学区】
北区)県立神戸北高等学校 と 県立神戸甲北高等学校
西区)県立伊川谷高等学校 と 県立伊川谷北高等学校
統合の理由は共通していて、少子化で小規模化していくであろう学区にあって特に「区内の生徒数の大幅な減少」が見込まれているというもの。
北区では約10年後には、今の8割弱の生徒数になる見込みのようです。
北区の公立中学校の卒業者数
2022年3月 1975 人
2025年3月 1813 人(△162 人)
2031年3月 1523 人(△452 人)
統合して学校規模を大きくすることで、多様な学びができる新しい学校として教育活動の活性化を図るというのが狙い。
新しい高校の開校予定は「2025年度」、今年入学した生徒が卒業したタイミングです。入ったばかりで、ビックリしたんじゃないでしょうか。
2つの高校が統合となると、いろいろなことが気になってきます。
例えば、同じように「伊川谷」とついてますが、最寄り駅が違う2校、場所はどうなるのか?
制服はどちらもブレザータイプですが、ネクタイの色は伊川谷は「緑」、伊川谷北は「えんじ色」。どう残すのか?全く違うものになるのか?
高校を選ぶ際にカギとなる「偏差値」は、伊川谷(45)、伊川谷北(56)と違いがあるけれど、どうバランスをとっていくのか?※偏差値はリセマムHP参照
「場所」については今年度中、「学校名」は来年度公表予定。
それぞれの特色や伝統をどう残すかなどは、これから高校ごとに校内検討組織を立ち上げて、教職員や生徒、住民などの意見なども聞き考えた上で、「発展的な統合校」にしていくみたい。
ちなみに、このあと2年間はそれぞれの学校で引き続き「入学者の募集」がされるとのこと。2年、3年の時に新しい学校に移るイメージのようで、新しい学校づくりにも関わっていくことになるのかもしれません。
新しい学校の誕生は楽しみな面もありますが、創立からおよそ半世紀、当たり前にあった高校、想い出のある母校がなくなるのは、やっぱり寂しい気がします。
◆関連リンク
・兵庫県教育委員会 – 公式サイト
多額の税金使って 耐震工事などの手入れしたばかりなのに
さすが行政
税金の無駄遣いは 上手ですね~
コスト削減策だと思う。
両校は偏差値が10点以上差があり、全く異なる性質の学校。生徒が抱える問題が多様化し、教師の仕事が増える一方なのだから、統合せずに少ない生徒に対して行き届いた教育をすれば良い。
残念
8割も生徒が残るのだったら、統廃合する必要無いのでは?一人ひとりにあった教育ができ、素晴らし人格を持った人間に成長できると思いますけど。教育委員会には経済最優先の思考がしみついているのでしょうか?。学校を大きくしても何のメリットも無いと思います。
両校の募集人員が気になりますね。
制服は、ブレザーに代わった時
新入生から新しい制服になったので
両校で同じ処置がされるでしょう。
まあ、県のお手並拝見です。
星陵やったから高みの見物とも言い切れないね。校舎の建て替え・学校周囲の環境の変化なんかも結構ショックやったりしたからね。
形あるものはいつか壊れる 哲学の勉強をするいい機会だと思うよ。