
みなさん、神戸に来る人におすすめしたい食べ物・神戸市民が誇るグルメといえば、「味噌だれ餃子」が浮かぶ人が多いのではないでしょうか。
ご当地グルメとしてテレビなどで取り上げられることも多いですが、そもそも、どうして神戸でこの料理が生まれたんでしょうか。
なぜ、神戸といえば「味噌だれ餃子」?
神戸の味噌だれ餃子は、ほかの地域とは異なる食文化ですよね。
餃子専門店だけでなく、地元のラーメン店や中華料理店でも味噌だれを提供しているほどの浸透ぶりです。
今回は、数ある「味噌だれ餃子」のお店の中から厳選した、有名人のサインがたくさんある老舗中華料理店をご紹介。「秘伝の味噌だれ」を味わいます。
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中華街にたたずむ「味噌だれ発祥」と呼ばれるお店

訪れたのは、JR元町駅からすぐ近く、中華街の中にある『元祖 ぎょうざ苑』です。神戸ビーフ入り焼き餃子と秘伝の味噌だれが名物のお店。
昭和26年に創業した老舗店で、オープンを待つお客で列ができていることも多い人気のお店です。

店内には壁一面に有名人のサインがずらり。地元民から観光客まで客層は幅広いみたいです。
お店テーブル7席とカウンター席で構成されています。
神戸牛入りの餡に、満州式の皮づくり

今回は、「定食(餃子一人前/ 卵スープ/ ライス・850円)」をいただきます。
このお店の餃子は、神戸牛を餡に練り込んだジューシーな餃子で、皮はほかのお店とは異なり「満州式」で作られていることが特徴。
かなり「神戸ならでは」な感じがあって、観光客の方にもお勧めしやすいですよね。

どんな有名人がこのお店に来たんだろう?と壁に並ぶサインを眺めていたら、料理が到着しました。
一人前は餃子が「6個」入っていて、ライスと卵スープのボリュームもちょうどいい感じ。

餃子をよく見てみると、見慣れたものとは少し違って、皮の「ヒダ」がありません。
「満州式」独特の皮づくりによって、ヒダを折らなくても包めるツルリとした食感の良い餃子になっているそうです。
作り方は3代目しか知らない「秘伝の味噌だれ」

餃子をいただく前に用意するのが、「秘伝の味噌だれ」です。このお店では「味噌だれの作り方」を見て自分でたれを調合するスタイル。
黄金比率は「味噌だれ:醤油:酢」が「2:1:1」なんだそうです。

お店では昭和26年に創業してから「味噌だれ」で提供していますが、そのたれの作り方は「秘伝」となっていて、現在は3代目しか作り方を知らないんだそう。
「ここお店だけ」の味が楽しめるのは、かなり魅力的ですよね。

もちっとした皮の餃子につけて食べるととても味わい深く感じられます。ニンニクが入っていないので、仕事がある日などにも利用しやすいですよね。
ライス・スープと一緒に食べ進めると、ランチにちょうどいい満足感に。
味噌だれを購入することも可能!

お店では、餃子の持ち帰りメニューがあるほか、味噌だれのみの販売も行われています。お店への来店が難しくても、通販で餃子・味噌だれなどの購入が可能です。
こんなふうに、「味噌だれ」単体の需要があったり、味噌だれ餃子を提供するお店が多いのも、神戸ならではって感じがしますよね。
今後も、神戸をもっと好きになるような内容をお届けしたいと思います!
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◆関連リンク
・神戸で餃子なら伝統の元祖 ぎょうざ苑 | 一子相伝・歴史の味を堪能 – 公式サイト
・元祖ぎょうざ苑 – 公式Instagram
・ ぎょうざ苑 (神戸餃子専門店) – 公式X
・元祖ぎょうざ苑 – 食べログ
ありさ
スイーツとハロプロのアイドルが好き。
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