画像:マルアイ公式サイトより
JR鷹取駅から海側に8分ほど歩いたところにあるスーパー『マルアイ 須磨若宮店』と隣の土地について、今後土地を利用する事業者の募集が始まってます。
神戸市須磨区古川町2-1・2
「2丁目1番」の土地には2005年まで「神戸市バスの須磨営業所」があり、その跡地で現在はスーパー「マルアイ」が営業してます。
「2丁目2番」の土地には2016年まで「市営住宅」がありましたが、現在その跡地は利用されていません。
今回、2025年10月25日をもってスーパーとの定期借地契約が満了することをきっかけに、スーパー跡地と未利用地を一体化した「須磨区古川町2丁目用地」とし、神戸市交通局は次期事業者の募集を始めたみたい。
土地の利用条件は、地域住民を対象としたアンケート調査の結果も踏まえて決められました。アンケートは今年4月・5月に実施され、18歳以下から65歳以上まで、合計666件の回答が集まったのだそう。
結果は「食品スーパーに加えて暮らしを支えるサービス(ドラッグストアや雑貨店など)が欲しい」が全体の約72%と、圧倒的多数の意見。次点は「現在と同規模の食品スーパーが欲しい(約10%)」です。
自由記述においては「商業機能に関するもの」が大部分でしたが、公園・緑地や地域交流・地域支援など「公共・福祉に関するもの」などを求める意見も一部あったようです。
神戸市交通局は、土地利用の条件として次の2点を挙げてます。
(1)食品スーパーを基幹として生活利便に資する機能を付加した複合施設の整備・運営
(2)(1)の施設運営において、「集い・憩い」を促進する空間づくり・仕掛け・取組み など
今後の主なスケジュールはこんな感じ。
・公募のしおりの配布:2024年10月25日(金)~11月22日(金)
・応募申込書の提出期間:2024年11月11日(月)~11月22日(金)
・事業計画書等の提出期間:2024年11月25日(月)~12月20日(金)
・1次審査(内容審査):2025年1月21日(火)~1月22日(水)
・2次審査(価格競争・優先交渉権者の決定):2025年1月下旬頃
借地契約が満了するということなので、今ある「マルアイ」が規模を拡大してリニューアルオープン…なんて可能性はないのでしょうか。
事業者が変わってもこの土地からスーパー自体は消えないことが分かって、近所に住む人はひとまず安心かもしれませんね。
どんな事業者が入ることになるのか、食品スーパー以外には何ができるのか、今から気になるところです。
◆関連リンク
・神戸市交通局 – 公式サイト
近くの外浜町には、格安食品ナナファーム須磨がありますから収益が上がらないのかも知れませんね。ただ、鷹取駅の北側まで行かないと(ナナファーム以外の)食品スーパーが無いのは地域住民にとっては堪らないのかも。