日本での中華料理の朝食

【関西国際大学 連携プログラム】学生による記事配信です。

【取材/記事執筆】
関西国際大学 社会学部 社会学科 張齢之/辛ガイ成/趙棟

日本では朝食を家で食べるのが一般的ですが、中国では、朝食は屋外や市場の屋台で食べる傾向があります。朝早くから仕事をする事がその理由のひとつですが、このような食事環境はにぎやかで、人々は道端や屋台の前で食事をしながら話をすることができて、巷の生活の雰囲気を感じます。

私は屋台で湯気の立つ馒頭(まんとう——中国の伝統的なパンの一種)を食べ、地元の人と交流し、食べる喜びを分かち合ってきました。

日本で食べられる中国式の朝食を求めて、神戸市中央区にある圓記さんに行ってきました。

圆記 〒650-0011 兵庫県神戸市中央区下山手通3-5-5

どんな人が来るか。
オーナーは中国人ですが、お客さんの一部は中国人客で、あとはほとんど日本人です。観察した感じでは、ほとんどが友人の勧めで来た人や近所の常連客が多いようでした。ベトナム人の友人は、彼らの故郷の料理の好みに似ていると言ってました。

どんな食べ物があるか。

焼きそば、おかゆ、マンゴープリンなど、日本とよく似たものもありますが、中には大根餅、蒸しスペアリブ、ニラパイなどの中国の特色ある料理もあります。日本人のお客さんはおかゆと大根餅、焼きそばが好きです。肉まんは日本でも中国でも一般的で人気のある食べ物ですが、朝食では注文数が少ない料理でした。みんな普段とは少し違うものを食べたいから来ているかもしれません。

特におすすめの料理

私のおすすめはピータン粥です。お粥にはいくつかの具を加えることができます。良質な米やその他の穀物を主原料として使用し、新鮮な野菜、肉類、海鮮を組み合わせることで、お粥のうまみを増すことができます。


中国の朝食も日本の朝食も、現地の人々が1日の活動を始めるために必要な重要な燃料です。朝食は人々の栄養需要を満たすだけでなく、それぞれの食習慣や文化の伝統を体現しています。

今回のお店は静かで清潔で、快適な雰囲気で食事を楽しむことができます。多彩な朝食文化を探求し、その中の美食と伝統を味わいましょう。

 

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