長田区のJR新長田駅にあった『みどりの窓口』が、2025年5月31日（土）をもって営業終了していました。

神戸市長田区松野通1-1

一部のJR沿線の駅構内に設置されている「みどりの窓口」は、新幹線などを含めたきっぷや定期券の購入、払い戻し手続きなどのサービスを行っている窓口です。

ウェブサイト上で購入できる「えきねっと」や「e5489（イーゴヨヤク）」といったオンライン窓口サービスが急速に普及したことなどから、JR各社では「みどりの窓口」の閉鎖や営業時間の短縮を進めていました。

新長田駅の「みどりの窓口」は、5月31日（土）をもって営業終了しています。

6月上旬に見に行った際にはすでに「きっぷうりば」の看板もなくなり、中の様子も伺えない状況になっていました。

同じく5月末には「JR立花駅」「JR六甲道駅」のみどりの窓口も営業を終了。神戸線ではここ数年で、「JR摂津本山駅」「JR元町駅東口」にあったみどりの窓口も閉鎖されています。

JR摂津本山駅にある『みどりの窓口』が営業終了。オペレーターと話せる「みどりの券売機プラス」が設置されるみたい

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JR元町駅東口の『みどりの窓口』が営業終了するみたい。西口にあった「みどりの券売機」は東口に移設

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窓口の代わりに設置されたのが、オペレーターが音声でサポートする「みどりの券売機プラス」です。

画面操作に不安がある場合でも、オペレーターと会話して案内してもらえる仕組みです。

ただし24時間使えるわけではなく、対応時間は原則「8:00～20:00」。利用状況によって一部の駅では対応時間が異なる場合もあるそうです。

新長田駅の利用可能時間
みどりの券売機プラス　5:00～23:00
オペレーター対応時間　8:00～20:00

画像：JRおでかけネットより

オペレーターを呼び出す際は、券売機にある受話器を使う方法と、画面の呼び出しボタンを使う方法の2つがあります。

みどりの券売機プラスの主な機能
・乗車券（片道／往復）、新幹線・とっきゅなどの特急券（指定席／自由席）
→オペレーター呼び出しで割引きっぷが購入できます（ジパング割引／学生割引など）

・新規、継続の定期券／マイ・テイキの受け取り
→オペレーター呼び出しで新年度の通学定期券が購入できます

・指定席特急券の変更
→「e5489」「EXサービス」などで予約したきっぷの受け取りができます

JR神戸線の「みどりの窓口」設置駅
※6月3日時点の情報です

JRおでかけネットでは、「みどりの窓口」「みどりの券売機プラス」などのサービス名や路線などで絞り込んで、設置されている駅を調べることができます。

JR神戸線で「みどりの窓口」が稼働しているのは、「神戸駅」「三ノ宮駅」「西明石駅」など12カ所みたい。

今はネット上で簡単にきっぷが買える時代になりましたが、JRはみどりの窓口を続々閉鎖していっています。マルス端末で発券されるきっぷ「マルス券」を購入したい人などニーズはあるので、どんどんなくなっていっているのは寂しいですね。

◆関連リンク
・新長田駅｜駅情報：JRおでかけネット – 公式サイト
・JRおでかけネット – 公式サイト