アジアの森を抜けると、「ウォーターリリーズ」の看板がある入り口にたどりつきます。
こちらが「バードショー」の会場になっています。到着したのがバードショー開始の直前だったのですでに人でいっぱい。
ただ、両サイドの観客席はパラパラと空いているところもありますし、最悪立ち見でも、観客席の後ろではなく、周りの空いているスペースで見られるので、時間に合わせて来場しても良いのではと思います。
ただ、バードパフォーマンスショーを見逃すともったいのでお早めにどうぞ。11:30~/14:00~(1日2回)
ガイドのお姉さんたちが入場したところから、バードショーの開始です。
見どころ①:とにかく近すぎ!至近距離で羽ばたく臨場感!!
バードショーは、四方の観客席を2人のガイドさんが移動しながら、離れたガイドさんとガイドさんの腕を色んな鳥が行ったり来たり羽ばたいて進行していきます。
ガイドのお姉さんが絶妙に位置を調整することで、四方にいる全ての観客の目の前を一度ならず何度も何度も鳥たちが翼を広げて往復します。羽ばたく風圧を感じるほどの臨場感に、観ているだけで大興奮!
子どもだけでなく、一緒に観ている大人たちも、「当たったらどうしよう(ハラハラ)」とか、「ケガはしないだろうか(ドキドキ)」といった心の声が聞こえてくるような表情で固唾を呑んで見守る様子が印象的でした。
見どころ②:多種多様!次々登場する鳥の仲間たち!!
ショーでは猛禽類(もうきんるい)を中心に息のつまるパフォーマンスが繰り広げられます。
トップバッターは、ワシの登場です。「イーグルネスト」コーナーで堂々とたたずんでいたワシが翼を広げるとこんなにも大きいのかと圧倒される感じ。
次に登場するのが、同じ猛禽類の中でも見た目のポップなミミズクです。
遠くからだと丸々としてかわいらしい印象で全く別の種類のように感じますが、眉毛?もキリっとしていて、肉食の一面に改めて気づかされます。羽ばたいて目前を通り過ぎると風圧で力強さが伝わってきます。
猛禽類とうってかわってオウムの“オウちゃん”。「緊張と緩和」が効いていて、雰囲気が一気になごみます。
パフォーマンスのメインは得意な挨拶、でしたが・・・この日は機嫌が悪く?うまく挨拶はできませんでしたが、ガイドさんの呼びかけに大きな声で返事をする姿に、会場が笑いに包まれました。
会場がまたホッコリしたところで、ガイドさんの笛を合図に、タカが全速力で登場!上昇したと思えば、すぐさま急降下。ガイドさんが振る、獲物を模した道具にめがけて、急降下と上昇を繰り返します。
会場の空気が引き締まったところで、続いてインコが2羽、仲良く登場です。すぐ頭上を飛び去って行くインコに、会場のボルテージも最高潮に達したところで、パフォーマンスは終了です。
このように、パフォーマンスショーを通して何種類もの鳥たちが縦横無尽に飛び回ることで、観客としては油断する暇もありません。
見どころ③:分かりやすい!ガイドさんの実演・解説が絶妙!!
ショーの主役はもちろん鳥たちですが、進行しながら解説をすガイドのお姉さんたちの解説が過剰すぎず、不足せず、分かりやすく大人でも楽しめて、勉強になります。
例えば、同じ鳥でも、習性によって飛び方が違います。肉食の猛禽類のワシやタカは、獲物を狙うためにかなり力強く、鋭く、一直線に飛びます。
一方、猛禽類以外のオウムやインコは飛ぶのが専門ではないので、長く飛んでると疲れてきて、フラフラと低空飛行になるんです。
そんな豆知識的なお話を、ガイドのお姉さんが2人の連携でうまく実演として引き出してくれるので、大人も、子どもも一緒に楽しめます。
タカのパフォーマンスでは、獲物に模した道具をうまくコントロールして、タカが獲物を狙う習性を引き出すガイドさんの剣さばきならぬタカさばき?の技術がすごかったので、観客からは、「タカもすごいけどお姉さんもスゴイ!」という声も上がっていました。
最後に、両腕に乗ったインコと、お姉さんと一緒にお別れのご挨拶。
会場が一体になって、パフォーマンスショーが終了しました。大人も子どもも一緒楽しめる、大満足のショーでした。
個人的には、やっぱり、大きな翼を開いて、堂々と飛んでいるワシがやっぱりかっこよかったですね。
アメリカリスじゃなくてクビワペッカリーですよ
ご指摘ありがとうございます。訂正いたしました。