
神戸市が、神戸を坂のまちとしての魅力を発信するために行っている「坂のまち神戸プロジェクト」。今年度の取り組み第3弾として、神戸ならではの坂の魅力を表現したキャッチコピーを決める総選挙を開催しています。

神戸市が2023年度に市民と一緒に行った「神戸の未来を考える」アンケートやワークショップで、多くの市民から坂道に対する愛着や肯定的な意見が寄せられた一方で、不便さを感じるなどの声も挙がったのだそう。
2024年度は改めて神戸の「坂」に注目し、様々なアプローチで議論を深めました。その中で「坂に関わるエピソードを知ることで、一層愛着が生まれる」ことが分かったのだそう。
このような背景を踏まえて、今回「神戸の坂ならでは」の魅力を凝縮し、多くの人の共感を得て広く浸透するキャッチコピーを作り、今後の発信に活かしていきたいとのことです。
そこで、市民から寄せられたエピソードを元に、以下の10個のキャッチコピーが作成されました。今回の投票では、最大3つのキャッチコピーを選ぶ形となっています。
※【】内はキャッチコピーのテーマです(キャッチコピーには含まれません)。
候補1【子どもと坂道】
坂のてっぺんまで、こぎきった。
今日、ぼくは少し大人になった。
候補2【足腰鍛える坂道】
スポーツ大会で優勝した。
鍛えてくれたのは先生と、この坂だった。
候補3【冬の坂道】
坂道で滑っとう?
きっと、大事な時に滑らへん。
候補4【痩せる坂道】
まだジムにお金払っとう?
ここは、無料やで。
候補5【通学路の坂道】
登下校が大変だった。
校舎の外にも、思い出が残った。
候補6【人生の坂道】
踏んばる、振りかえる、上をむく。
坂道って、人生だ。
候補7【神戸の坂道】
見上げると、山がある。
見下ろすと、海がある。
神戸の坂ってお得でしょ。
候補8【映える坂道】
映画監督のみなさまへ。
この景色、傑作の予感しませんか?
私はしてます。
候補9【視点が変わる坂道】
まっすぐ生きるだけじゃ、窮屈だ。
たまには、傾いてみない?
候補10【恋の坂道】
神戸には、坂ではじまる恋がある。
曲がり角じゃなくってね。
今回の投票で、5つ程度のキャッチコピーが採用される予定だそうです。
決定したキャッチコピーに合う神戸の坂の写真を組み合わせたキービジュアルが制作され、ポスターやサイネージとして市内に掲示されたり、掲示に協力可能な店舗等に配布したりするなどの方法で活用されるそう。
投票した人の中から、抽選でQuoカードPay1,000円分のプレゼントも。
投票期間
2025年12月3日(水)14:00~2026年1月4日(日)23:59
投票方法
WEBフォームより※投票は一人一回限り
プレゼント
QuoカードPay1,000円分 10名
※当選された方には、2025年2月中にご連絡予定です。
※アンケートでご記入いただいたメールアドレス宛に「tokku@city.kobe.lg.jp」からQUOカードPayをお送りします。
※プレゼントを希望されない方は、アンケート内でメールアドレスをご記入いただく必要はございません。
結果発表(予定)
2026年2月下旬~3月上旬に、神戸市ホームページ等での発表を予定
思わず共感するキャッチコピーを見つけた人もいるのではないでしょうか。
神戸の「坂」をより魅力的に発信できるのはどのキャッチコピーなのか、気になる人は投票に参加してみてはいかがでしょうか。
◆関連リンク
・神戸市:坂のまち神戸プロジェクト – 公式サイト








































ソウイチロー
生まれは香川。岡山、名古屋と渡り歩き、大学進学を機に神戸にやってきました。趣味は登山とビール。六甲山を登った後は、国内外の様々なビールを飲んで疲れを癒やしています。
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