
新駅ビルの建設が進められているJR三ノ宮駅の海側で、工事エリアを囲む壁面を利用して、『神戸ゆかりのスポーツチーム』の装飾が行われてます。

神戸市中央区雲井通
11月1日から装飾がスタートしたのは、JR三ノ宮駅と「ミント神戸」の間あたり。赤色で塗られている場所です。
工事エリアの囲い壁面は「KOBE “musubu” SCREEN」と名付けられていて、これまでに何度かテーマを変えて装飾が行われてきました。

第4弾となる今回は「POWER LETTERS」として、神戸ゆかりの11のトップスポーツチームとともに、市民の「応援の声」を集める参画型プロジェクトとなっているそう。
仮囲いに載っている二次元コードを読み取ると「応援の声」を投稿でき、メッセージは各チームに届けられます。
「スポーツは人と人とのつながりを創出し、応援することで勇気を与え、応援される側もまた力を受け取ります。声が声を呼び、想いがつながる。その力をデザインします。」とのことです。

※写真は2025年10月に撮影
壁面の高さは2.5m、一番大きなC面だと幅32mもあるので、そこに選手の写真がズラリと並ぶ様子は壮観かも。こちらの装飾は2026年6月頃まで実施される予定です。
実施期間
2025年11月1日(土)~2026年6月頃
※天候等により変更の可能性あり
場所
三ノ宮駅 南側
三ノ宮新駅ビル工事ヤード囲い
※今後工事進捗により歩行動線が変更となる場合があります。
サイズ
A面:高さ2.5m×幅21m
B面:高さ2.5m×幅19.5m
C面:高さ2.5m×幅32m
ちなみに、これまでに行われた壁面装飾のデザインはこんな感じです。
第1弾(2023年6月~12月頃)
新駅ビルを中心とした神戸の街に、人に見たてたかわいい動物が集まり、にぎやかに楽しく過ごす様子をポップなイラストで描き、今後街が変わることへのワクワク感を込めた“明るく前向きな空間”を表現。
デザイナーは、神戸市在住で株式会社ひととえの代表や京都芸術大学の講師としても活躍するサタケシュンスケ氏が担当しました。

第2弾(2024年2月~12月頃)
2024年の「神戸~大阪鉄道開業150周年」をテーマに、鉄道とともに発展していった沿線の過去から続くまちや文化等の魅力を表現。
神戸や大阪の歴史的建造物やまちのランドマークが、市民の木花や時代を連想させる人物像などと共にアール・ヌーヴォー風のイラストで描かれています。
デザイナーは、大阪在住で神戸大学大学院文学研究科を卒業し、西洋東洋問わずレトロでアンティークな雰囲気のイラストを得意とするイラストレーターの相原 にこ氏が担当しました。

第3弾(2024年12月~2025年10月頃)
1970年に開催された大阪万博で、16頭のゾウが神戸港から街を歩いて万博会場に向かったエピソードをモチーフとしたイラストです。
現代の街並みのもと神戸から大阪・関西万博会場を目指すゾウのパレードを、楽しげでメルヘンな世界感のイラストで描き、時代の繋がりや都市の繋がりを表現。
イラストレーターは、独特の色彩で、コラージュ技法やレイヤーを重ねて画面構成する表現を得意とする、さじきまい氏が担当しました。
第1弾が飾られていたのは今から2年半前のことなので、すでに懐かしく感じる人もいるのでは。今後の装飾を写真に収めておけば、いつか振り返ったときに楽しめるかもしれません。












































やよい
「推し」のライブによく出没します。
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