初めて出版されてから150年以上の月日が流れてもなお、読みつがれている名作「不思議の国のアリス」。この名作がなぜこんなにも人々を惹きつけてやまないのか、という疑問を共に探り出そうとする展覧会が開催されます。
『不思議の国のアリス展』神戸会場
2019年3月16日(土)~5月26日(日)10:00〜17:00(最終入場16:30)
※月曜、5月7日(火)は休館。ただし、4月29日(月・祝)、5月6日(月・振)は開館
兵庫県立美術館
神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1
本展は第1章から3章までの3部構成で展示が行われます。
第1章「始まりの話 ― アリス誕生」
アリスの誕生したきっかけや、後のアリス像を決定づける挿絵などを紹介。
ルイス・キャロル 「切手ケース」 Lewis Carroll, The Wonderland postage stamp case, The Rosenbach, Philadelphia
第2章「アリスの物語 ― 不思議の国への招待」
『不思議の国のアリス』の後に書かれた作品『鏡の国のアリス』の挿絵なども登場し、現在活躍中の世界的に有名な7名のアーティストによって、この2つの物語が、色鮮やかに語られてゆく。
ヘレン・オクセンバリー『不思議の国のアリス』第7章より ≪へんなお茶会≫©Helen Oxenbury
第3章「アートの国 ― 世界が愛する永遠のアリス」
本だけにとどまらず、映画やアニメーション、舞台などのジャンルで表現された「アリス」を一堂に集め、物語が持つ不思議な魅力に迫る。
【神戸・松本会場のみ展示】草間彌生《こんにちは》1989年 松本市美術館蔵
全世界で380万人以上を動員する謎解きゲーム「リアル脱出ゲーム」の開催。
東大発の知識集団QuizKnock(クイズノック)による会場限定オフィシャル・ブックの販売。
アメリカンレストラン「ハードロックカフェ」とコラボしたオリジナルピンバッジ付きの特別前売券の発売。
※画像は「水曜日のアリス東京」
「水曜日のアリス」がプロデュースする、会場でしか買えない限定品の販売。
日本初公開となる32点を含む作品や、神戸会場でしか見ることのできないものもあるそうなので、アリス好きにはたまらないイベントではないでしょうか。。
料金
【前売】一般1200円/高大学生800円/小中生400円
【当日】一般1400円/高大学生1000円/小中生600円
◆関連リンク
・不思議の国のアリス展 – 公式サイト
・兵庫県立美術館 – 公式サイト
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