市内初となる「地下タワー式駐輪場」建設に向けて、準備が始まってます。これまでの「駐輪場」が封鎖されたり、いろいろ変化が起こってきます。
神戸市中央区相生町3-2-11
JR神戸駅では、駅周辺の再整備の一環で「地下タワー式駐輪場」が「兵庫駅側」と「元町駅側」合わせて「5基」作られる計画になってます。
準備のため工事が始まっているのは、駅の「ビエラ神戸口」の山側の広場スペース。フェンスや三角コーンが並んでスペースが区切られてます。
この場所に「仮設駐輪場」や「管理事務所」が設置され、そのあと兵庫駅側の「地下タワー式駐輪場」の建設に入るという流れです。
工事に伴って、一番大きい屋根付きの駐輪場(Iブロック)が「11月に封鎖」され、今年中には解体が始まる予定です。
屋根ありで「一時利用」できる駐輪場だけに、封鎖の影響は大きいのではないでしょうか。
この敷地に「地下タワー式駐輪場」の入口が「3つ」出来上がる計画で、収容台数はいまの「300台」から2倍の「600台」に増えることになります。
工事中も、屋根のない駐輪場(Mブロック)などは引き続き利用可能。一部今あるスペースを拡大して収容台数を確保するようです。
いずれ地下駐輪場が完成すれば、駅前に自転車が並ぶこの光景はなくなるんでしょうね。
スッキリすると思いますが、地下への出し入れの混み具合は若干気にかかるところではあります。
工事中の「仮設駐輪場」は、周辺の道路沿いにも設置される予定です。
いまは「自転車・原付 放置禁止区域」の看板が出ている駅山側「ジャンカラ」近くの道沿いも、仮設駐輪場となります。
兵庫駅側の「地下タワー式駐輪場」は、一番大きな駐輪場の解体が終わり次第工事が始まり1年ほどで完成、「2026年4月」から利用できるようになる予定。
一方、仮設の駐輪場は「元町駅側」の「地下タワー式駐輪場」の建設中も必要で、数年に渡って仮設し続けることになります。
まもなく駅山側の「ベンチ」や「花壇」も撤去され「駐輪スペース」となります。駅前は自転車と工事で、ガチャガチャした雰囲気になるかもしれません。
再整備で目指されている「神戸の名を冠するにふさわしい高質で風格のある駅前空間」となるまで、しばらくは我慢するしかないですね。
◆関連リンク
・神戸駅前広場・周辺道路のデザイン – 公式サイト
カオル
とりあえず「食パン」を買う人です。
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