
全国の「大丸・松坂屋」15店舗で、包材(ショッピングバッグ・包装紙)のデザインが一新されます。
大丸神戸店・須磨店でも、7月30日(水)より一部の売場にて配布が始まるそうです。
モチーフに採用された「百様図(ひゃくようず)」は、大丸松坂屋百貨店が大切にする「百様」という価値観を形にしたもの。
大丸松坂屋が大切にする価値観(店舗の歴史やそれぞれの地域性、時代の空気感や瞬間の美しさ、お客様への心配り)と、お客さん一人ひとりの価値観が重なりあい、豊かで美しい調和が生まれる様を「百様」と名付けたのだそう。
「百様はさまざまな個性を持って、それぞれの土地で、お客様に寄り添い商いをする”私達らしさ”そのものであり、私達が目指す姿でもある」とのこと。

百様図は、どこにでもある紙という素材と、丸と四角という形、緑と青(ピーコックグリーンとロイヤルブルー)という色を幾重にも重ねたデザインです。
丸と緑は大丸、四角と青は松坂屋のシンボルマークをオマージュし、ふたつの屋号の歴史を今後も受け継いでいくという思いがこめられています。

ショッピングバッグは大丸・松坂屋それぞれS・M・L3種類を展開。

大丸は緑ベース、松坂屋は青ベースの色使いとなっています。
配布開始日
2025年7月30日(水)
対象店舗
<大丸>
11店舗(心斎橋店/梅田店/東京店/京都店/神戸店/札幌店/須磨店/芦屋店/下関店/福岡天神店/高知大丸)
<松坂屋>
4店舗(名古屋店/上野店/静岡店/高槻店)
※一部の売場にて
デザイナー
日本デザインセンター三澤デザイン研究室主宰 三澤遥氏
デザイナー。武蔵野美術大学卒業後、デザインオフィスnendoを経て、2009年より日本デザインセンター原デザイン研究所に所属。2014年より三澤デザイン研究室として活動開始。
ものごとの奥に潜む原理を観察し、そこから引き出した未知の可能性を視覚化する試みを、実験的なアプローチによって続けている。毎日デザイン賞、第25回亀倉雄策賞を受賞。
デザインチーム
Supervisor:川島 蓉子/砂原 朝美
Creative director:吉泉 聡(TAKT PROJEC T)
Art Direction:三澤 遥
Design+Copy:日本デザインセンター三澤デザイン研究室
Photographer:北村圭介
Web Development︓mount inc.
包材のデザインが一新されるのは、大丸では35年ぶり、松坂屋では23年ぶりなんだとか。新しいデザインも、これから数十年にわたって使われていくのかもしれませんね。
「百様図」のデザインについてもっと詳しく知りたい人は特設サイトをチェックしてみてください。
◆関連リンク
・大丸・松坂屋 – 公式サイト
やよい
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