画像:ミュージアム公式サイトより
兵庫県立兵庫津ミュージアムで、水辺にすむ「妖怪」たちをテーマにした特別展が開催されています。
妖怪水族館 ~身のまわりにひそむ水辺の妖怪たち~
2025年7月19日(土)~9月15日(月・祝)
兵庫県立兵庫津ミュージアム
神戸市兵庫区中之島2-2-1
画像:ミュージアム公式サイトより
「妖怪水族館」は、川や海にすむ妖怪について特集した特別展です。
身のまわりにひそむ水辺の妖怪たちをテーマに、兵庫県に伝わる水辺の妖怪伝承や、日本民俗学の父と呼ばれる柳田國男(福崎町出身)の河童研究のきっかけについて紹介しています。
館内には、廃棄漁網を使った巨大アートによる「明石の大ダコ」や、妖怪美術館に所蔵されている「水辺の妖怪の立体造形」が展示されているほか、漁網迷路や妖怪探しなど、水辺の妖怪を通じて環境問題や水辺の危険、水難事故防止が学べる内容になってるみたい。
ガジロウ(福崎町提供)/フジツボさん(妖怪美術館所蔵)/ウミウッシー(妖怪美術館所蔵)/皿が流しそうめんの機械になっている河童(妖怪美術館所蔵)
画像:ミュージアム公式サイトより
キモくてコワいと人気を集める、福崎町の人気カッパ「ガジロウ」も登場。小豆島にある「妖怪美術館」からは、どこか可愛らしさも感じるポップな現代妖怪たちも大集合します。
画像:ミュージアム公式サイトより
関連イベントとして、大人も子どもも楽しめる妖怪アートワークショップや、妖怪美術館館長と一緒にオリジナル妖怪を描くワークショップ、ガジロウ交流会、妖怪仮装などの企画も盛りだくさんです。
漁業の役割を終えた漁網でミニハンモックなどをつくったり、兵庫県の伝承伝説や妖怪をテーマにした絵本の読み聞かせなど、このイベントならではの企画も。
ミュージアムに隣接する初代県庁館でも夜のイベントを開催するそうで、夏にあわせて怪談会やナイトミュージアムでの肝試しが行われます。
一部はすでに開催終了していますが、今からでも間に合う企画がたくさんあります。
開催期間
2025年7月19日(土)~9月15日(月・祝)9:30~18:00
※展示室への入場は17:30まで
場所
兵庫県立兵庫津ミュージアム
ひょうごはじまり館 2階 企画展示室 ほか
休館日
月曜日(祝休日の場合は翌平日)
観覧料
大人 800円/大学生 600円/シニア(70歳以上)400円/高校生以下 無料
※観覧料には常設展示や初代県庁館の有料エリアも含まれます
妖怪をテーマにした町おこしに力を入れている福崎町は、住宅情報サイトが集計した「街の幸福度ランキング関西版」でも上位に入っていました。今回の特別展を通じて妖怪に興味を持った人は、福崎町にも足を運んでみると楽しめそうですね。
妖怪関連の企画では、兵庫津ミュージアムを含め、兵庫県内130カ所以上に妖怪が出現する「スタンプラリー」も実施中です。
◆関連リンク
・妖怪水族館〜身のまわりにひそむ水辺の妖怪たち〜 | 兵庫津ミュージアム – 公式サイト
あさみ
「今年こそダイエット」が口癖です。
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