
4月から国際チャーター便の運航が始まった、神戸空港第2ターミナル。利便性アップのため、搭乗待合エリアに「ラウンジ」や「物販・飲食店」を設けるようです。
神戸市中央区神戸空港1
国際チャーター便が解禁された神戸空港第2ターミナルでは、韓国(ソウル)、中国(上海・南京)、台湾(台北・台中)など最大週40便が運航されてます。
台北便は11月から増便されることも発表されました。
5月時点では約5万人が利用し、搭乗率は約8割と発表されていましたが、約5カ月が経った現時点での利用者は「20万人以上」に上るんだそう。
そんな利用客らや航空会社から要望の声が多かったのが「快適に過ごせるスペース」です。
待合室は免税店と仮設の売店があるのみですが、神戸市は新たに「搭乗者向けラウンジ」を設けることを明らかにしました。
画像:神戸市資料より
事業者を募集するのはこちらの4区画。神戸市は「物販店」を2区画、「飲食店」「空港ラウンジ」を1区画ずつ設ける想定のようです。
区画A・B・Bを物販店または飲食店、Dを空港ラウンジにするそうで、ラウンジの広さは150㎡ほどあるみたい。
画像:神戸市資料より
既存免税店の隣に位置する「区画A」は66㎡ほどで、現状はこんな感じ。
白基調の壁に囲まれていることもあって、殺風景な印象がありますね。
画像:神戸市資料より
国際線の搭乗待合室に面する「区画B」と「区画C」はそれぞれ約73㎡で、現状は椅子やゴミ箱のほか、ガシャポンなどが設置されています。
画像:神戸市資料より
売店も品ぞろえの種類は多くなく、仮設という印象が強いですね。
画像:神戸市資料より
そしてラウンジを設ける予定の「区画D」がこちら。いずれ何かをつくるんだろうな、と思うような広い空間が広がっています。
報道によれば市側は運営事業者に対して、30人分の座席を確保するように求めるみたい。利用条件や料金は事業者の提案に委ねるそうです。
事業者を決めるスケジュールは、10月中旬ごろまで募集要項配布や現地見学、質問受け付けなどを行い、11月中旬には決定。
12月以降に契約・引き渡しを経て着工し、2026年春のオープンを目指します。
2025年内には、第1ターミナル~第2ターミナル間の歩道に「屋根」も整備される予定です。今回のラウンジ新設など、空港内で利用客が快適に過ごせるように、利便性がアップするような施策を色々進めていくようです。
◆関連リンク
・神戸空港 – 公式サイト
あさみ
「今年こそダイエット」が口癖です。
ライター一覧