新港町で「遺跡発掘作業」が行われてる。海軍操練所跡の「展示施設」を整備へ

「ジーライオンアリーナ」や水族館「アトア」などがある「新港町」で、「遺跡発掘作業」が行われています。


神戸市中央区新港町

発掘作業が行われているのは、水族館「アトア」のすぐ山側で、「阪神高速」と「浜手バイパス」の間にある敷地。山側には「京橋」交差点が、少し行くと旧居留地の「神戸市立博物館」などがあります。

ここは、勝海舟が作った「海軍操練所」と思われる「遺構」が発見されたという場所です。

敷地にはショベルカーが入り、土が掘り起こされ山盛りの状態になっています。

遺構は、保存・展示方法が決まるまで一旦埋め戻されていましたが、2025年9月に暫定的に「展示施設」を整備することが市長会見で発表されたことを受け、発掘作業が行われているものと思われます。

明治時代の写真にも残っている「防波堤」の一部と思われる石積が見え始めています。再掘削をしてみて、復元方法の検討をすることになるそうです。

2026年度に入ると、敷地全体の整備に取り掛かり、間近から遺構を見たり、休憩施設を備えた広場にしていく計画で、当時この場所に立っていた灯台「神戸燈竿」も再現される予定です。

完成は、神戸港の開港160年となる「2027年の春頃」の予定です。

◆関連リンク
海軍操練所跡 – 公式サイト

 

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カオル

とりあえず「食パン」を買う人です。

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