2025年、神戸市に宿泊した人が『775万人』で過去最高に。外国人・日本人ともに前年から「40万人」増

PHOTO PORT 神戸市 メリケンパーク ハーバーランド
画像:神戸市提供

2025年に神戸市で宿泊した人は「775万7000人」に達し、過去最高だったそうです。

外国人は前年比1.4倍に

神戸市 インバウンド 訪日外国人 観光 宿泊者

神戸観光局の推計によると、神戸市における延べ宿泊者数の推計(速報値)は、神戸市全体で775万7000人。

そのうち国内(日本人)が前年比約45万人増の「635万人」、外国人は約40万人増の「140万7000人」でした。

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国籍を分析すると、最多は「中国」の36.6%。「台湾」の15.9%、「韓国」の10.9%と続きます。

2025年は神戸空港での国際チャーター便が就航したこともあり、中国・台湾・韓国いずれも2024年比で大幅増。中国は前年比166%、台湾は172%、韓国は203%だったんだそう。
※出典:観光庁「宿泊旅行統計調査」令和7年各月第2次速報調査個票を用いて分析

今年1月に発表された神戸空港の2025年旅客数でも、国際チャーター便の影響を受けて初の「400万人」を突破していました。

神戸空港 旅客数

現在はチャーター便ですが今後は国際定期便の就航も目指しているので、実現すればもっと多くの外国人が神戸に訪れることになりそうです。

なお、チャーター便の中国便は欠航が続いているため、神戸市は中国便の時間帯を活用して期間限定の国際便を運航する航空会社を募集。3月29日から韓国便・台湾便が増加しています。

神戸空港 国際チャーター便 国際便 中国

2030年に外国人宿泊者「250万人」目標

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画像:神戸観光局資料より

神戸観光局では、「神戸」を玄関口としたインバウンド旅行者の増加が見込まれることや、都心・三宮エリアなどまちの再整備により新たなにぎわいが生まれること、また大阪で統合型リゾートが開業予定で神戸にも波及効果が期待されることから、2030年に向けた「神戸観光戦略」を打ち出しています。

2030年のKPI(目標値)は、延べ宿泊者数の外国人は「250万人」、日本人は「650万人」に設定。観光消費額は「5,500億円」を目指します。

多様な旅行者層を取り込んで、神戸への立ち寄りや滞在時間を拡大したり、西日本の各都市と連携して広域からの来訪機会拡大・促進などの戦略をとるんだそう。

海と山が近い神戸の特徴を活かして、有馬温泉や里山・農村、食文化など、神戸ならではのさまざまな魅力・歴史・文化をバックグラウンドにしたコンテンツづくりにも取り組むみたいです。

神戸観光のありたい姿として、消費額や経済波及効果を最大にしつつ、ホテルや観光施設などの事業者が安定して稼げること、そして「旅行者が増えても快適に・安全に旅行できる環境を整えること」「旅行者と地域住民が共生できること」をポイントとして挙げています。


海外からの旅行者が増加に伴い「オーバーツーリズム」への対策も重要になってきます。

神戸観光局のインバウンド戦略では、旅行者の受け入れ環境の整備として、旅行者にとって快適な旅行環境づくりと共に、市民にとっても利便性の高いまちを目指すそうですよ。

◆関連リンク
神戸観光局 – 公式サイト

 

この記事を書いた人

あさみ

「今年こそダイエット」が口癖です。

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