三宮にある「三宮図書館」「勤労会館」が、2022年6月末をもって閉館。機能は別の場所へ移されます。
神戸市中央区雲井通5-1-2
中央区役所の西隣りにある建物に入る「三宮図書館」「勤労会館」、バスターミナルやホテルの入る「超高層ビル」に再整備するため取り壊されます。
JR三ノ宮駅から歩いて5分ほどで着く、立地の良い「三宮図書館」。
市立図書館の中では蔵書冊数は少ない方ですが、入館者数は中央・灘に次ぐ3番目の多さです。
緑が見える窓辺の椅子に腰掛けて、じっくり読書をしている人がたくさんいました。
街中にあるので、ちょっとした仕事の休憩時間などに立ち寄るオアシス的な存在だったという人もいるかもしれません。
この建物での三宮図書館は、「2022年6月30日(木)21:00」をもって閉館。
7月下旬に、東遊園地の海側にある「デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)」に一時移転することになってます。
移転までの1か月弱の間は「休館」。三宮の近くに住んでいる人は、しばらく不便になりますが、海岸線の駅に設置してある「予約図書自動受取機」などは利用できるので、なんとかしのぐしかないかと。
休館期間
2022年7月1日(金)~7月25日(月)
1980年(昭和55)に今の建物となった「勤労会館」。
文化的な活動のための「ホール」や「美術室」、スポーツのための「体育館」「トレーニング室」などがあり、朝から夜までいろんな団体に利用されてます。
今後は、⽂化機能を「中央区⽂化センター」に、体育機能を「磯上体育館」にと、新しくできる施設にそれぞれ移転予定。
「中央区⽂化センター」は、市役所横の新しい中央区役所と同じ建物です。
どちらも「2022年7月19日(火)」から利用が始まりますので、3週間弱は間が空きます。
次の施設での利用申し込みは、すでに始まってますので、申し込みなどをしつつ新しい場所を楽しみに待ちましょう。
40年以上、中央幹線に並び続けた「勤労会館」と「中央区役所」。当たり前の景色が変わるのは、やはり少し切なくなります。
新しい場所での想い出も増えていきますが、落ち着いたレンガ色の2ショットも、記憶にとどめておきたいですね。
◆関連リンク
・神戸市立磯上体育館 – 公式サイト
カオル
とりあえず「食パン」を買う人です。
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