今年7月の1か月間、「JR三ノ宮」駅前の「中央幹線」で、車線数を減らす「社会実験」が行われます。4車線分減り、信号は「→」での表記になったりと、いつもと色々変わるので、注意が必要です。
神戸市中央区小野柄通8-1
「社会実験」のため車線規制などが行われるのは、JR三ノ宮駅の南側の「中央幹線」。西は「フラワーロード」、東は「中央区役所前」までの約400mです。
この実験は、三宮周辺地区の「再整備基本構想」の1つ『三宮クロススクエア』実現のためのもの。「フラワーロード」と「中央幹線」の一部で車線数を減らし、歩道スペースを広げたり、公共交通優先の空間にしようって話です。
これまでに、「神戸国際会館」横の道路も、同じ考え方をもとに、歩道が広くなってます。
「クロス(十字)」のエリアは、こんなイメージで、実現すれば、各鉄道の駅を行き来しやすくなるんだそうです。
「地下」と「高架」の駅が「地上」でつながることで、どこまで便利になるのかは、ちょっとまだ想像できません。信号もあるし。。。
ちなみに、今のところ、ちゃんとした「全体計画」みたいなのはなく、どんな感じになるか社会実験していこうって段階。
イメージ図はあるので、今回の実験エリアがどういう風に変わっていくのか、ひとまず、想像してみましょう。
【現状】10車線
【第1段階】10車線→6車線(2025年頃予定)
【第2段階】6車線→3車線(2030年頃予定)
段階的に、10車線から3車線へと減らし、歩道というか、広場的なスペースができる感じ。実現したら、何かしら「にぎわい」ができるような仕掛けを海外の例などを参考にやっていくんだとか。
今回は、「第1段階(6車線)」の状態を想定して交通規制などがされます。
イメージ図では、車線数を減らすだけでなく、「JR三ノ宮」駅前から「そごう神戸店」の方へ渡れる「横断歩道」を作る想定ですが、実験では、横断歩道は作らずに、「歩行者」がいる想定で「信号」を変更で対応するそうです。
細かい規制内容はコチラ ↓
久元市長は、「シミュレーションでは、大きな道路交通には支障が起きないとなっている」と言っていましたが、あくまでシュミレーション。
普段「直進」と「左折」ができるレーンが、「左折」だけになったり、「青信号」でどれでも行けてたものが、「←↑→」の矢印表記で判断するようになってたりと、いつもココを通っている人ほど混乱するかもしれません。
くれぐれも、ご注意ください。
◆関連リンク
・神戸市 – 公式サイト
こんなことをして道が狭いから災害のとき、身動き取れなくなるでしょ!物資が届かないよ!