もちもち食感のセイロ蒸しパン!古民家カフェで、身体に優しい「糀」づくしのランチ ~神戸・灘区~

ライター:かな

「糀」を使ったパンやスイーツのお店『KOUJI Labo.PARTAGE(コウジラボパタジェ)』でランチメニューの提供がスタートしたと聞いて、足を運んできました。

『KOUJI Labo.PARTAGE(コウジラボパタジェ)』は、今年4月に北野から六甲に移転オープンしたばかり。詳しい場所は以前の記事で紹介しています。

阪急六甲駅の山側に『KOUJI Labo.PARTAGE(コウジラボパタジェ)』っていう「糀スイーツ」のお店が移転オープンしてる

2023年4月29日

お店の中は、物販スペースとカフェスペースで棟が分かれているのですが、入口があるのは白を基調とした西洋風の建物の方です。

扉を開けてすぐあるのが、糀を使ったパンやスイーツが並ぶ物販スペース。

美味しそうなパンに後ろ髪を引かれつつ、まずはランチをいただくためカフェに向かいます。

外から見たときは気付きませんでしたが、実は入口のある建物と隣の古民家が繋がっていて、そちらがカフェスペースになってるんです。

奥の和室には大きめのテーブルが1台と、縁側にも2人掛けのテーブルが1台。

欄間の透かし彫りや間接照明のオブジェが、お部屋のアクセントになっています。

物販スペースとはまた違う雰囲気を楽しむことができますよ。

もう一つのお部屋は、物販スペースの雰囲気に近い和洋折衷な作り。

2人~4人掛けのテーブル席が6つあり、自然光が差し込む窓からは、お庭のグリーンを眺めることができます。

お庭には、パラソル付きのテラス席も設置されています。

テラス席はペットOKだそうなので、わんちゃんのお散歩ついでに立ち寄ったりもできますね。

この日はちょうどアナベルが満開!ということで、せっかくなのでテラス席でいただくことに。

今回は、ランチプレートの「スパイスカレーと糀パンのセイロ蒸プレート(税込1,650円)」をチョイス。

「特製スパイスカレー」と「自家製糀ドレッシングのサラダ」、そしてお店の看板商品「糀パン」をセイロ蒸しでいただけます。

メニューには載っていなかったのですが、「食前酒」がセットになっていました。

「食前酒」は、オリジナルの発酵糀(甘糀)と、ホエー、果汁100%のりんごジュースがブレンドされているそうで、ほどよい甘みとまろやかさが感じられます。

色鮮やかなサラダにも、糀ドレッシングと生糀おからグラノーラがトッピングされていて、しっかり糀が使われていました。

「オリジナルの発酵糀(甘糀)」や「生糀おからグラノーラ」は物販スペースでも販売されている商品なので、お土産に買って帰ることもできますよ。

そして、やっぱり気になるのがこちらの「セイロ入り糀パン」です。

セイロに入っていたのは、定番の「生糀パン」、フェンネル&キャラウェイの入った「ハーブ入り生糀パン」、低カロリー&低糖質で栄養価の高い「全粒粉100%生糀パン」の3種類。

パンの種類は、メニューや日によって変わることもあるみたいです。

発酵糀がたっぷり入った自家製パンは、ゆっくり熱を入れることで水分を逃がさず、もちもち・しっとりな食感を楽しめるようになっているんだそう。

セイロで蒸しているからか、そのまま食べるよりもさらにその食感が引き立てられているように感じました。

お次は、添えられていた「甘糀クリームチーズ」と「甘糀バター」をつけて。

こちらも『コウジラボパタジェ』の糀を作っている滋賀の醸造所に頼んで作っているそうで、パンとの相性抜群です。

「特製スパイスカレー」は、レンコンやインゲンなどの野菜がゴロっと入ったキーマカレー。

スパイシーな辛さがしっかり感じられて、これがまたパンと合うんです。

「ちょっと辛いな」と思ったら、別添えの「甘糀」を入れると甘さとまろやかさがプラスされて食べやすくなるんだそう。

よくカレーに牛乳を入れたりしますが、そんな感じですね。

今回のお目当てはランチでしたが、カフェメニューにも気になるスイーツがいっぱい。

辛いものを食べたら甘いものがほしくなる…ということで、「生糀アイスクリーム(税込462円)」をいただきます。

こちらのアイスクリーム、砂糖は一切使っていないんだそう。

「甘さはかなり控えめなのかな?」と思いきや、甘い生糀と須磨離宮公園の蜂蜜が使われているので、しっかり甘みが感じられました。

トッピングのグラノーラと一緒に食べると、ザクザクした食感も楽しめます。

ドリンクも糀メニューをピックアップ。

フルーツを糀と発酵させた「季節のフルーツ酵素ドリンク(税込660円)」は、ソーダ割り or ミルク割りを選ぶことができます。

今の時期のフルーツは「苺」ということで、苺ミルクでいただくことに。

酵素シロップと別添えでミルクが提供されるので、好みの濃さに調整しながら飲むことができます。

苺の甘み&酸味に、糀とミルクでまろやかさがプラスされ、これだけでもデザート級の満足感があります。

スッキリしたドリンクを飲みたいときはソーダ割りにするといいかもしれません。

ちなみに、ランチ営業は11:15~13:30(L.O.)で、予約必須のメニューもあるので事前に予約しておくと安心です。

帰る前に物販スペースに戻ると、ちょうど焼きあがったパンが出てきたところでした。

いい香りが店内に広がって、思わず何かお土産を買って帰りたい気持ちに。

ランチメニューやデザートにも使わていた「オリジナルの発酵糀(甘糀)」や「生糀おからグラノーラ」「生糀パン」各種も販売されています。

結局、定番の「生糀パン」をチョイス。ミニサイズは一人で食べるのにちょうどよいサイズなので、休日のお昼ごはんや朝ごはんにもぴったりです。

お店の方に聞いたところ、カフェ利用のお客さんの半数ほどは帰りに何か買って帰られるんだそう。その気持ち、分かります。

お店の外に出て改めて確認すると、物販スペースのある建物と、カフェスペースのある建物が合体しているのが分かります。

物販スペースのある西洋風の建物は、ニュージーランドの古民家を移築したものなんだとか。

自然光が差し込む温かみのある古民家で、糀づくしの優しいランチ&カフェメニューを満喫することができました。

【店舗名】KOUJI Labo.PARTAGE(コウジラボパタジェ)
【ジャンル】カフェ、パン、スイーツ
【住所】神戸市灘区山田町1-1-22MAP
【電話番号】078-291-1119
【営業時間】11:00~17:00
【定休日】日・月曜日
【リンク】公式サイト / Instagram / Facebook / 食べログ
【駐車場】あり(3台)
※紹介した情報は、記事執筆時点の情報です。また、神戸市内の開店・閉店情報、イベント、街の変化など、情報を求めています。ぜひ情報提供をお願いします。※自分のお店でもOKです。

 

この記事を書いた人

かな

観葉植物ペペロミアホープの日々の成長を見て癒されています。

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