食べ応え抜群の『1本うなぎ』を堪能! レトロ喫茶&切り絵御朱印など、三宮で「神戸さんぽ」を楽しむ

新年度が始まってバタバタした毎日、そろそろ「のんびり時間」を楽しみたいなということで、今回は「ご褒美ランチ」を食べに行くことに。

食べ応え抜群の「うなぎ」を食べたあとは、三宮エリアをのんびり街歩きしていきます。

神戸に新しくできる「うなぎ屋さん」でご褒美ランチ

JR三ノ宮駅 中央口から山側へすぐ。北野坂から少しだけ東にそれるこの通りをまっすぐあがっていくと、お目当てのお店があります。

道中には、昔ながらの瓦屋根が残る家がちらほら。北野坂からも・フラワーロードからもすぐの「南北の通り」ですが、目的がないと意外と通らない人も多いかも。

道中にはすきやき・しゃぶしゃぶの店「とけいや」などの高級店も多くある通りのようです。

目的地に到着!2024年4月26日(金)に新規オープンの『うなぎ四代目菊川 神戸三宮店』です。これから暑い夏に向けて「うなぎ」で精をつけようと考える人も多いですよね。

大きな暖簾をくぐって、いざ店内へ。早速、うなぎのいい香りが漂ってきて、早くも食欲をそそります。

店内は客席からガラス越しに厨房が見えるライブキッチンのスタイル。

名古屋から毎日・生きたままの状態で届けられる新鮮な鰻が、店頭でさばいて焼き上げられる様子を間近で楽しめます。

もともと、うなぎの卸業者として長年やってきたお店が約8年前に立ち上げたという『うなぎ四代目菊川』。

蒸し焼きではなく、香ばしくパリパリに焼き上げるスタイルです。

名物は「一本うなぎ」。細長い江戸から続く窯元で作った器に、どかんと丸ごと1本のっています。

「一本重(5,280円)」や「一本ひつまぶし(5,480円)」のほか、タレ使わずより香ばしさが楽しめる「白焼一本定(5,280円)」なども。

店内には1Fにテーブル・カウンター席、2Fにも広々としたテーブル席や個室なども設けられています。

お待ちかねの「一本ひつまぶし(5,480円)」が到着!ふわ~と、うなぎとタレの香ばしい匂いが届いてきて、思わず深呼吸。

ひつまぶし用の薬味以外にも、漬物と副菜・肝吸いがついた定食スタイルです。

まずは丼のまま、山椒をたっぷりかけていただいます。山椒は粉末タイプと、ミルを使ってその場で削りながらかける粗めのタイプの2種類が用意されています。

粉末の方は山椒特有の舌に来るピリッと感がしっかり感じられて、粗めの方は華やかな香りをより楽しめます。今回は、贅沢に両がけしちゃいました!

うなぎが丸々1本のっているからこそ、途中で「ひつまぶし」に味を変えられるのは嬉しい。

最初は「食べ切れるかな?」と心配になりましたが、出汁をかけてわさびを効かせながら食べると不思議なくらいサラサラっと口の中に入ってきて、完食。

「一本重(5,280円)」に200円追加すれば、薬味&出汁がついてくるので、せっかく1本うなぎの菊川に来たなら「ひつまぶし」も楽しんでみるのがおすすめです。

歴史あるレトロ喫茶でひとやすみ

お腹もいっぱいになったので、菊川をあとに次なる目的地へ。すぐ近くにある老舗の純喫茶「にしむら珈琲店 中山手本店」で一息つくことに。

1948(昭和23)年に、テーブル3つだけの小さな店から始まり、4年後に現在の中山手本店の場所に移転してから現在まで続く人気店です。

店内はレトロな雰囲気で、ご年配の人や観光客を中心にほぼ満席状態。

ショーケースにきれいに並んだスイーツも気になりますが、今回は満腹なのでドリンクだけをいただくこととします。

可愛らしいりんごのカップで届いたのは「カフェ・ラテ(800円)」。ミルクのクリーミーさに負けない、しっかり苦味も感じられる珈琲で食後の一杯に最適です。

運よく窓際の席が取れたので、神戸の町並みを眺めながらゆっくりとした時間を過ごします。

店頭のきれいな植物をスタッフの方が手入れされている様子が見えて、愛され続ける理由を感じられた気がします。

「切り絵御朱印」をもらいに三宮をぶらり

最後の目的地は「生田神社」。御朱印をいただく前にまずは参拝から。鳥居で一礼してから、本殿へ向かいます。

途中、手水(ちょうず)に立ち寄るときれいにお花があしらわれています。百合やさつき・カーネーションなど、色とりどりの手水は海外の方からも喜ばれそうですね。

参拝の証に御朱印をいただきます。生田神社は「御朱印」に力を入れており、月替りのデザインが毎月複数登場。デザイン性の高いものも多くどれにしようか迷います。

今回選んだのは・・・4月限定御朱印「さくら」。初穂料は1,000円と少しお高めですが、今日は自分を甘やかす「ご褒美デー」なので良しとしましょう。

境内に咲く満開の桜が清らかな風に舞う様子と、四月に執り行う生田神社で最も重要な祭典「生田祭」の御神幸絵図の一部を表現した1枚になっているそう。

帰りに鳥居の方を見ると、境内に2箇所ある「朱色の鳥居」と、まちと境内の間にある「木製の鳥居」、さらには生田ロードの「緑色のアーケード」が一望できてなんともフォトジェニック。

神戸・三宮のお散歩も終盤。お腹も心も満たされたところで、一つひとつくぐりながら、ゆっくり帰路につくことにします。

◆関連リンク
うなぎ四代目菊川 – 公式サイト
神戸にしむら珈琲店 – 公式サイト
神戸の安産祈願・恋愛成就・ご縁結びは生田神社 – 公式サイト

 

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1 個のコメントコメントを残す
  • 匿名さん

    > 関西風の蒸し焼きではなく
    → 間違いです。
     蒸し焼きは、江戸です。訂正、お願いします。

    2024年4月25日9:50 PM 返信する