六甲山で、アートイベント『ひかりの森~夜の芸術散歩~』が開催されるみたい。土日祝の夜間限定で

ROKKO 森の音ミュージアムと六甲高山植物園で、土日祝日の夜間に限り、自然の中で夜間限定作品などを鑑賞できるイベントが開催されます。

8月24日(土)から開催されている現代アートの芸術祭「神戸六甲ミーツ・アート2024 beyond」の関連イベントです。

ひかりの森~夜の芸術散歩~

2024年9月21日(土)~11月24日(日)
ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園


神戸市灘区六甲山町北六甲4512-145

光や映像を使った作品を展開しているアーティスト、「高橋匡太」さんによる体験型アート作品や、35mmの映像フィルムと光を使った「竹中美幸」さんの作品が展示されるそう。

9月21日(土)には、果実袋に笑顔を描き、中にLEDの灯りを組み込んだ後、樹木に飾り付けるというワークショップも開催予定です。

このほか、両施設に設置された芸術祭の一部作品が光に照らし出され、昼間とは違った表情を味わうこともできるみたい。

さらに『ひかりの森~夜の芸術散歩~』の会期中は、会場内の木々のライトアップを実施。会場内に展示されている作品とともに、10月中旬~11月中旬が見頃となる紅葉も観賞できます。

ROKKO森の音ミュージアムの「森のCafe」と、六甲高山植物園の「山小屋カフェ エーデルワイス」では、19:00(L.O.18:30)まで延長営業が行われるようです。

アーティスト・作品

髙橋匡太(たかはし きょうた)
京都府出身・在住
京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了

光や映像によるパブリックプロジェクション、インスタレーション、パフォーマンス公演など幅広く国内外で活動を行っている。京都市京セラ美術館、東京駅100周年記念ライトアップ、十和田市現代美術館など建築物へのライティングプロジェクトは、ダイナミックで造形的な光の作品を創り出す。多くの人とともに作る「夢のたね」、「ひかりの実」、「ひかりの花畑」など大規模な参加型アートプロジェクトも数多く手がけている。

高橋匡太《ひかりの実in SIKIガーデン》

笑顔が描かれた果実袋の中に、LEDの小さな光を入れて木々に取り付け、あたたかな夜景を作り出します。

今年も神戸市内の小中学生などが制作に参加し約5,000の《ひかりの実》を会期を分けて2,500ずつ展示します。一人ひとりが参加することによって夜景が作られ、沢山の笑顔と癒やしの風景を創る展示作品です。

エリア内を音楽家mica bando作曲による、やさしいハーモニーの音楽が満たしてあたたかな光と音に包まれます。

高橋匡太《キラ★キラ★キラリー~夜の絵具を探せ!~》

来園者が園内を巡って、キラキラ光る色のかけらを集める体験型のアート作品です。園内にある5箇所の「光の泉」(写真(1))を全て周り、ゴール地点(写真(2))へ行くと、光と音楽(mica bando作曲)の特別な演出(写真(3))が鑑賞できます。

来園者が能動的に作品と関わることで、より印象的な体験ができる作品です。小さなお子様を含めた幅広い世代の方にお楽しみいただけます。

竹中 美幸(たけなか みゆき)
岐阜県出身、東京都在住
多摩美術大学大学院美術研究科修了

主に透明な素材を用いながら、光や影を取り込んだ平面作品やインスタレーションに展開。記憶や記録に興味を持ち、近年では35mm映像用ポジフィルムに直接光を感光させ、消えゆくメディアに消えゆくものの影を記録させた作品なども制作。見過ごしてしまいそうな景や、物の記憶をそっと掬い上げ記録し、作品に昇華させている。

竹中美幸《Tiny Shadows》

六甲高山植物園にて採集した植物の影を記録した35mmの映像フィルムや光を使った作品を展示します。

会期
2024年9月21日(土)~11月24日(日)の土日祝

時間
17:00〜20:00

会場
ROKKO森の音ミュージアム/六甲高山植物園

「ひかりの実」ワークショップ
【概要】果実袋に参加者によって笑顔を描いていただき、中にLEDの灯りを組み込んだ後、樹木に飾り付けます。
【開催日時】9月21日(土)11:00~15:30(予定数に達し次第終了) ※雨天時は9月22日(日)に順延
【開催場所】ROKKO森の音ミュージアム内 SIKIガーデン
【参加費】無料(施設入場料は別途必要)

料金
【Web割ナイトパス】大人 1,850円/小人 900円
【当日ナイトパス】大人 1,900円/小人 950円
【Web割ナイトパス付鑑賞パスポート】大人 3,900円/小人 1,600円
【当日ナイトパス付鑑賞パスポート】大人 4,000円/小人 1,700円
※大人(中学生以上)、小人(4歳~小学生)、3歳以下無料
※ナイトパス付鑑賞パスポートは有料会場(ROKKO森の音ミュージアム/六甲高山植物園/トレイルエリア/風の教会エリア)への入場と、夜間作品を期間限定で公開する「ひかりの森~夜の芸術散歩~」会場への入場がセットになったパスポートです。


『ひかりの森~夜の芸術散歩~』では夜の自然のなかで、日中とはまた違ったアート作品が鑑賞できるみたいです。

関連イベントの「神戸六甲ミーツ・アート芸術散歩2024 beyond」も、11月24日(日)まで開催中。

『神戸六甲ミーツ・アート2024 beyond』が始まってる。「新しい世界」をテーマに、国内外の作家ら61組が展示

2024年9月1日

◆関連リンク
ひかりの森~夜の芸術散歩~ – 特設サイト

 

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やよい

「推し」のライブによく出没します。

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