閉店まであと少しとなった「東急ハンズ 三宮店」。店内の様子を見てきました。
神戸市中央区下山手通2-10-1
『東急ハンズ三宮店』は、今年の大晦日に閉店することが決まり、大感謝セールが始まっています。
1階入ってすぐのフロアは、いつもと変わらない品数と雰囲気で、カバンやクリスマスの装飾などが販売されてました。
西側の階段を一つ上がった「1-C」フロアでは、これまでの三宮店の歴史を振り返る『メモリアルコーナー』が作られてます。
建設中の頃のハンズ。同じ階の中でも少しずつ高さが違うスキップフロアになったのは、海側と山側の高低差を利用して「個性的な店舗づくり」のために考え出されたものだそう。
出店は、当時「歓楽街に新風」と新聞などに取り上げられる一大ニュース。1988年3月18日のオープン時は、イギリスから招いたマーチングバンドなどが華やかに演奏、1日で5万人も訪れたそう。
ちなみに「B’z」デビュー、「アンパンマン」放映開始と同じ年だったとか。
「カウントダウン」プレートの横にはフォトスポットが設置されていて、背景には「男性作業員」のオブジェが置かれてます。
こちらの「男性作業員」は、山側の壁面のロゴの上で、オープン以来「常に新しいものを創造し続ける」という姿勢を密かに示し続けていた「人」で、スタッフ内では「東急太郎」と呼ばれていたとか、いないとか…
閉店後どこに行くかが気になるところです。
一部のテナントは、大晦日を待たず閉店しているところもあって、以前のものがなくなっているところは「ロゴ」になってます。
5階に入っていた『カワチ画材』の跡地は、シャッターが下りた状態です。
家具など大きめのものがあった「4-C」はいったん物がなくなり、「中古レコード市」や「鉄道博」などイベントスペースに。
「鉄道博」は、毎回人気がある催事で、11月末までだった期間が12月12日(土)まで延長されてました。
エレベーターで上がり、降りながら巡ることが多いと思いますが、ちょっと戻る時にも、しんどいなってならない絶妙なこの階段。
改めて数えてみると、「18段」でした。
高さとかが、すごく考えられてたりするのかも?
天井近くに窓があって開放的な6階の「ステーショナリー」フロア。まだ、たくさん商品がありました。
カレンダーや手帳、年賀状など「セール対象外」のものもありますが、いろいろ安くなってます。
ちょっといいお値段のペンコーナーも、大感謝セールの対象。20%と大きく書いてありますが、30%オフも。
フロアによっては、少しずつ物が減り通路が広めになっているところも。
「在庫限り」で売りつくしていっているので、だんだん閉店が近づくにつれ、こういったフロアが増えていくかもしれません。
そのおかげ?か、一角では「店舗備品処分市」として、ディスプレイなどに使っていたカゴや箱などが販売されてました。
数十円~といった価格なので、年末の片づけや模様替えの際に意外と使えるんじゃないかと思います。
最初の方に紹介した「メモリアルコーナー」やエレベーターの前のスペースなどには、「メッセージカード投稿ボックス」が設けられていて、ハンズでの想い出や店への一言を募集中。
Twitterでも募集していて、「#三宮ハンズ」をつけてツイートしたらスタッフが代筆して貼ってくれるそう。
12月中旬には店内に張り出される予定で、いよいよ閉店感が高まってくるんじゃないでしょうか。
最終日に、「閉店セレモニーは?」と聞いたところ、いまのところまだ計画されていないそう。
大晦日の18:00という時間帯もあり、人に集まってといいにくい年というのもあるのかもしれません。
ひとまず駆け込みではなく、おのおので最後のハンズを楽しんだ方が良さそうです。
◆関連リンク
・東急ハンズ三宮店 – 公式サイト
・東急ハンズ三宮店 – Twitter
貴重な品揃え、出張の度いつも助けてもらいました!
残念です♀️新聞記事で、便利グッズや優れ物とかの紹介で、取扱い東急ハンズ❣️ってなってて、買いに行ったら、ウロウロ巡り、ついつい時間がかかる(笑)楽しいお店だったのに・・寂しいです。
いつも生田さんの初詣の帰りに寄っていた東急ハンズ。1月の初詣には閉店してるかと思うと寂しすぎる。店舗販売からネット販売への変化など理由はあろうが、三宮の駅近に位置するハンズの閉店は日本の経済力の衰退を象徴して余りあると思う。
ハンズらしいハンズがまた一つ消えていく。
ハンズがなくなるって不便と言うより、心にぽっかり穴があいた感じ。
楽しい思い出をありがとう。