今年1月に第1回が開催された『神戸ティーフェスティバル supported by サー・トーマス・リプトン』ですが、早速2回目です。神戸開港150年記念事業の最後を飾るイベントとして、神戸港から日本に広まった文化である紅茶の魅力を前回以上の規模で発信します。
第2回神戸ティーフェスティバル
supported by サー・トーマス・リプトン
メリケンパーク(メイン会場)
2017年12月8日(金)~12月10日(日)
神戸市中央区波止場町2-2
前回のイベント内容はこちら。
第1回の開催時は、3日間で3万人以上が、紅茶の魅力を体験したそうです。第2回目も「TEASTING(ティースティング)」をテーマに、紅茶を利き分ける楽しみや、味わいや文化の奥深さを発信する内容となっていて、さらにスケールアップしています。
市内各所では語らいながら紅茶を楽しむ「TEA STAND」を設置。また神戸市内外の紅茶に合わせてパンやスイーツを提供する「TEA MARKET」や、神戸から広がった西洋文化や紅茶の楽しみ方を学ぶKOBE TEA COLLEGE、さらにプレイベントとして書店や映画館での紅茶フェアが実施されます。
神戸港と紅茶文化
1868年1月1日(慶応3年12月7日)に開港した神戸港は、イギリスとの貿易が日本で最も盛んな港として栄えました。そのため、紅茶も原産地の中国からではなく、1日に何杯も嗜むヨーロッパ文化」としてイギリスから神戸へ入り上流社会でもてはやされたといいます。
玄関口となった神戸では、1925(大正14)年に神戸紅茶株式会社の前身となる「須藤信治商店」が創業。1957(昭和32)年には、イギリスの大手紅茶メーカー「リプトン」が、日本初の生産工場として神戸紅茶を指定するなど、神戸は日本での紅茶の広がりを牽引しました。
神戸市の紅茶消費額 全国1位
総務省の家計調査2013年~2015年平均によると、一世帯が1年間に紅茶にかける金額は、神戸市が1,545円と全国で最も高く(全国平均767円)、消費量も387gで全国2位で(全国平均212g)、紅茶が日常に溶け込んでいる「紅茶のまち」です。
スケジュール
Book&TEA
ジュンク堂書店三宮店 12月1日(金)~12月10日(日)
紅茶をテーマとしたブックフェア開催。対象本ご購入先着400名様にTEASTINGティーバッグを進呈します。また7、8日には3Fストリートにて紅茶の提供も行います。
開会式
メリケンパーク 12月8日(金)10:00
本年度神戸市文化奨励賞を受賞したtofubeatsさんによるスペシャルDJタイムを実施します。
TEA MARKET
メリケンパーク 12月8日(金)~12月10日(日)10:00~18:00
Sir Thomas Lipton presents TEASTING STAND 世界各国から厳選したシングルオリジンティー5種の「TEASTING」をお楽しみいただけます。
ティーショップ 神戸・大阪だけでなく、京都、静岡、横浜、東京から、紅茶の名店が一堂に会し、茶葉の販売を行います。
パン/スイーツショップ 神戸で人気の店が出店。紅茶に合うパンとスイーツを販売します。
KOBE TEA STAND
KOBEパークレット、大丸、三宮一丁目センター街、茸合南54号線、神戸空港到着ロビー 12月9日(土)~12月10日(日)10:00~15:00
市内5ヶ所に無料ティースタンドが出現。スタンドを巡って茶葉の違いを利き分ける「TEASTING」をお楽しみいただけます。
KOBE TEA COLLEGE
海洋博物館ホール 12月8日(金)~12月10日(日)
紅茶の魅力を学び、体験する7つのプログラムが開催されます。
◆関連リンク
・神戸ティーフェスティバル supproted by Sir Thomas Lipton – 公式サイト
カズマ
神戸ジャーナル 編集長
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