JR神戸駅前にある老舗の中国料理店『天安閣』が、6月いっぱいで閉店することになったそうです。
神戸市中央区多聞通3-3-1
『天安閣』があるのは、JR神戸駅から山側に歩いてすぐの「神戸アークプラザビル」の7、8階。
写真の奥に見えているのが「湊川神社」で、角には今年閉店した「菊水總本店」があったところ。
海側は、駅前の「バス乗り場」の印象的な屋根が見えます。
2030年頃の完成を目指して、リニューアルが計画されているエリアです。
『天安閣』は1967年(昭和42年)に創業した中国料理店で、神戸中央市場から取り寄せた魚や野菜など素材にこだわった料理が味わえるそう。
神戸駅近くの景色を眺められる2フロアの店内は、100人での宴会にも対応できる広さがあって、会社の歓送迎会や同窓会なども開かれていたようです。
「湊川神社」のお参りの帰りに行ったり、家族や親戚の集まりなどで利用したり、想い出のある人も多いんじゃないでしょうか。
今年4月には、新聞にランチの「土鍋麻婆豆腐セット(1100円)」がオススメとして取り上げられたりしてます。
閉店予定は、2022年6月30日(木)。
お知らせには、理由については書かれていません。
老舗の料理店といえば、元町の「丸玉食堂」も閉店。惜しむファンらで行列ができたりもしていたようです。
変化していく街の中で、変わらずにあって欲しい神戸の「味」がなくなってしまうのは、残念ですね。
◆関連リンク
・天安閣 – 公式サイト
とても残念です。仕事の会食で大変お世話になりました。
まことに残念です。 よく会社の宴会で使用させて頂きました。