須磨浦公園の東にある「須磨一ノ谷プラザ」の再整備は、事業者が決まらなかったようです。
神戸市須磨区一ノ谷町5-2-1
『須磨一ノ谷プラザ』は、避難所や投票所、地域活動の場などにも使われてきた施設で、 「市バスの待機所」にもなってます。
詳しい場所や現状については、以前の記事で詳しく取り上げました。
市は、西側の公園も含めた広い敷地で「にぎわい拠点施設」を設置・運営する事業者を募集していました。
結果、2者から応募があったそうですが、途中で1者が辞退。残ったところは、審査で不採用となってます。
内容は「宿泊・飲食の事業」を行うというものでしたが、「客単価」や「稼働率」の設定などの妥当性が判断できず「着実かつ安定的な事業の実現性が担保されているとは判断できなかった」という理由でした。
設定価格が高すぎたのか?低すぎたのか…?作っても続けられなければ、元も子もないということのようです。
『須磨一ノ谷プラザ』は、リニューアル工事が行われる「須磨海づり公園」と一緒に楽しんでもらえる「にぎわい施設」を目指すとされてきました。
「須磨海づり公園」は2024年度再開予定なので、今後どうなっていくのか気になるところです。
ロードサイドではあるが環境が特殊。事業が成り立つコンセプトが全く思いつかない。況してや海釣り公園の経営とセットにされてしまうなんて。