ポートアイランドの「理化学研究所」にあるスーパーコンピューター「富岳」の後継機は、どんな性能のものを目指すのか国が方針を出したそうです。
神戸市中央区港島南町7-1-26
ポートアイランドの「理化学研究所計算科学研究センター」にあるスーパーコンピュータ「富岳(ふがく)」。
「京(けい)」の後継機で、世界最高レベルのスーパーコンピュータとして「2021年3月」に誕生してます。
コロナ禍にどんな風にウイルスが飛散するのか?や線状降水帯の気象予測などをシミュレーションしたり、いろんな研究でニュースでもよく耳にする存在です。
先月発表された最新のスパコン計算性能の世界ランキングでは、2部門で9期連続の「第1位」に輝いてます。
そんな「富岳」ですが、世界はどんどん進んでいるということで、すでに「後継機」のことが考えられているそうです。
NHKの報道によると「文部科学省の検討委員会」が、今の5~10倍に計算能力を高め、生成AIなどにも対応できる世界最高水準の「AI性能」を持つスパコンを目指す方針を発表したとのこと。
開発するのは、「富岳」同じく「理化学研究所」で、運用の開始時期については、遅くとも「2030年頃」が目標。
まだ使われ始めてから3年ちょっとなのに、アメリカやEU、中国などもどんどん開発を進めているそうで、競争が大変みたいですね。
最初の「京」を設置する際に全国15の候補地の中から、自然災害の影響などいろんな条件を考慮されて「神戸」が選ばれたみたいですので、次も神戸に来るのかな?と期待。
さらにすごいスパコンには、どんな名前をつけるのかな?ということくらいしか考えられませんが、ベストな名前も「生成AI」が考えたりするのかもしれませんね。
◆関連リンク
・理化学研究所 – 公式サイト
・計算科学研究センター – 公式サイト
カオル
とりあえず「食パン」を買う人です。
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