市営駐輪場で9月1日から『キャッシュレス決済』の試験導入へ。子ども料金&「子育て世帯回数券」の半額化も

今年の9月1日から始まる、神戸市の市営駐輪場での新しい制度として「キャッシュレス決済」の試験導入が行われます。

合わせて子ども料金&「子育て世帯回数券」の半額化や、19歳以上を対象にした「学割定期券」の割引、放置自転車・原付の撤去保管料の引き上げも実施されます。

新制度の開始日
2020年9月1日(火)

子ども料金
【対象】小学生以下の子ども
【実施場所】全市営駐輪場
【券種】一般定期券/回数券/一時使用券
【減額割合】半額
【定期販売の開始時期】8月末(各駐輪場の9月分定期販売開始時期から)
【購入方法】子どもの自己申告or保護者などによる必要書類の提示
【必要書類】保護者など本人が確認できる書類(運転免許証/マイナンバーカード/健康保険被保険者証など)・子どもの証明(健康保険被保険者証/マイナンバーカード/住民票など)
※保護者など本人が確認できる書類について、顔写真のついていない書類の場合は、2点の提示が必要

子育て世帯回数券
【対象】未就学児の保護者など(2名まで)
【実施場所】全市営駐輪場
【券種】自転車の回数券(定期券&一時使用券の減額もこれまでと同様に実施)
【減額割合】半額
【販売開始時期】2020年9月1日(火)
【必要書類】本人が確認できる書類(運転免許証/マイナンバーカード/健康保険被保険者証など)・未就学児の証明(健康保険被保険者証/マイナンバーカード/住民票など)
※本人が確認できる書類について、顔写真のついていない書類の場合は、2点の提示が必要
【利用方法】最初の購入時に「申請書」を記入のうえ、必要書類を提出し「減額許可シール」を自転車に貼り付けてください。既に子育て減額許可シールを持っている人は、シールを見せることで利用できます。

19歳以上学割定期券
【対象】19歳以上の大学生・専門学校生などの学生 ※学校教育法第1条、第124条、134条第1項に規定する学校
【実施場所】全市営駐輪場
【券種】定期券(自転車・原付ともに対象)
【減額割合】13~25%程度割引
【定期販売の開始時期】8月末(各駐輪場の9月分定期販売開始時期から)
【販売条件の拡充(高校生以下も同様)】学校への通学以外に使用する場合も購入可能になります。
【必要書類】学校に在学していることが確認できる書類(学生手帳など)

キャッシュレス決済(試験導入)
【試験期間】2020年9月1日~2021年3月31日まで
【実施場所】魚崎駐輪場(本室のみ)/六甲道駐輪場(本室のみ)/新長田駐輪場(地上事務所のみ)/名谷駐輪場(定期販売分室のみ)/元町駐輪場/新開地駐輪場/湊川駐輪場/鈴蘭台駐輪場/舞子駐輪場(南のみ)/学園都市駐輪場
【対応マネー・券種など】

魚崎・六甲道の駐輪場では「ICOCA」のみキャッシュレス決済に対応し、対応券種については、新長田・名谷の以外の駐輪場では「一時利用券」のみとなっています。

放置自転車等の撤去保管料の引き上げ
【引き上げ額】自転車 : 2,000円→2,500円/原付 : 4,000円→5,000円に改正
【実施場所】全市営自転車・原付保管所

子ども料金と「子育て世帯回数券」を減額するには、保険証やマイナンバーなど保護者・子どもの確認書類が必要です。19歳以上の「学割定期券」を減額するには学生手帳が必要となります。各種確認書類が手元にない場合は、再発行などを済ませておきましょう。

◆関連リンク
神戸市 – 公式サイト

 

この記事を書いた人

カズマ

神戸ジャーナル 編集長

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