六甲山上にある人工スキー場「六甲山スノーパーク」で第2ゲレンデがオープンし、「メインゲレンデ」が全面滑走可能になってます。
神戸市灘区六甲山町北六甲4512-98
六甲山スノーパークでは、2023年12月2日から「2023-24年シーズン」の営業が始まっていましたが、暖冬の影響で、第2ゲレンデの整備が例年よりも遅くなっていたんだそう。
2月3(土)に「第2ゲレンデ」がオープンしたことにより、メインゲレンデが全面滑走できるようになりました。
リフトも全3基が稼働できる体制になったんだとか。
2月3日時点で、第1ゲレンデの積雪は60cm(幅40m×長さ260m)、第2ゲレンデも同じく積雪60cm(幅15m×長さ260m)で、雪ぞり・雪あそび専用ゲレンデの「スノーランド」では積雪50cm(幅200m×長さ50m)となっています。
第1ゲレンデ・第3ゲレンデは「初心者用」、第2ゲレンデは「中級者用」だそうです。
ちなみに今年で60周年を迎えることを記念して、色んな”激アツ”イベントを開催中。ソリごたつ、マッチョウェアなど、写真映えする企画が楽しめるそうですよ。
六甲山スノーパークの「雪」はこうやってつくられる
六甲山スノーパークは人工スキー場なので、ゲレンデメイクには、1日に約240tの雪をつくることができる「人工造雪システム(アイスクラッシャーシステム)」と、「人工降雪機(スノーファン)」を使ってるそうです。
人工造雪システムでは、合計240枚の冷却プレートに水を垂らして「氷の板」をつくり、ホットガスを注入してプレートからこの板をはがします。
はがれた氷の板を、スクリューで砕氷機に運ばれるまで3~4cmぐらいの大きさにして、最終的に砕氷機で1cm前後に砕いて「雪」をつくるという仕組み。
このシステムにより、砕氷機で雪の大きさを調整できて、天候や気温に合わせた雪を供給できるんだそう。
スノーファンは、空中に圧縮した空気と霧状の水を吹き上げて、人工的に「雪」をつくることができる機械なんだそう。
稼働条件としてマイナス2度を下回る必要があるそうで、シーズンごとの稼働日数はこんな感じになってます。
今シーズン営業期間
2023年12月2日(土)~2024年3月3日(日)
※コンディション・イベント開催などにより、中止・内容を一部変更する場合があります
営業時間
通常営業日 9:00~17:00
土日祝扱い日 9:00~20:00
※スノーランドは9:00~17:00
入園料
【1dayチケット(9:00~16:30)】
大人(中学生以上)2,500円/小人(3歳~小学生)1,300円
※リフト料金は別途かかります
※ナイター営業日は15:30まで
【ナイターチケット(16:00~19:30)】
大人(中学生以上)3,000円/小人(3歳~小学生)1,800円
※乗り放題のリフト券付き
※ナイター営業日のみ
第2ゲレンデのオープン日はここ数年、1月中旬ごろで推移していましたが、今年は2月までずれ込んだみたい。ともあれ、メインゲレンデが全面滑れるようになったので、あと1カ月ほどのシーズンおわりまでに、遊びに行ってみてはいかがでしょうか。
◆関連リンク
・六甲山スノーパーク – 公式サイト
あさみ
「今年こそダイエット」が口癖です。
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