
垂水区にある「ホテル セトレ神戸・舞子」で、5年間にわたる「大規模リニューアル」を実施するそうです。その第1弾として新客室を設け、1日1組限定『極上のボーっとするプラン』を販売します。
神戸市垂水区海岸通11-1
明石海峡大橋や淡路島を望む絶景が特徴の「ホテル セトレ神戸・舞子」では、神戸市との土地契約をこのほど更新し、ホテルを引き続き運営することに加えて、施設全体の大規模リニューアルとアップデートをこれから「約5年」にわたって進めていくんだそう。
全客室を改装するほか、屋上テラスやサウナ、フィッシャーマンズカフェなどの整備も予定されています。
リニューアルプロジェクト第1弾として、4月18日(金)から新客室「YURURI(ゆるり)」が販売されます。
310号室を全面改装して、壁紙・照明・インテリア・調度品・バスルーム・常設などを一新。インテリアの配置は、部屋のどこからでも外の絶景が楽しめるように工夫しているのだとか。
この客室を対象とした「極上のボーっとするプラン」が1日1組限定で販売されます。
簡単に言うと「何もしない」状態、つまり「ボーっとする」ことだという、ストレス緩和手段「デフォルトモードネットワーク」に注目して企画。
今回販売される「極上のボーっとするプラン」は”目的を持たない宿泊体験”として、ボーっとすることに特化した客室で思い思いにボーっとできる内容になっています。
落ち着いた色合いで統一、配置も工夫し「どこからでも絶景」

客室からは、目の前に淡路島と明石海峡大橋が広がり、絶景のオーシャンビューが楽しめます。
天気が良い日は180度のパノラマビューで、日の出と日の入りの両方を堪能できるそうで、夜にはロマンチックにライトアップされた明石海峡大橋の姿も見られます。
どこからでも景色を楽しめる設計にこだわり、バスルームもガラス張りになっているんだとか。

室内はナチュラルで落ち着いた色合いに統一し、ベッドやソファ、デスクは窓に向けて配置。
夜景が楽しめるように、時間帯やシーンに合わせて最適なライティングができるように照明にもこだわっているみたい。
兵庫県出身・在住の作家やアーティストともコラボレーションしているそうで、「Love it once more」のニットアーティスト・Maro Kurataniさんのクッション、ガラス作家・児玉みのりさんのグラス、丹波焼の陶芸家、市野雅彦さんのマグカップなどを客室に取り入れています。
こだわりの音・香り・お茶で極上のボーっと体験

宿泊者の気分にあわせて、ホテルのミュージックセレクターがレコードを選び、客室に配置してくれます。
チェックイン時にフロントで選べる「アロマ木」は、ふわっと香るやすらぎが楽しめるんだそう。
淡路島の無農薬ハーブを使った添加物不使用のエッセンシャルオイルで、香りを表現するアーティスト「和泉侃/IZUMI KAN」氏がオリジナルの香りをデザインしています。

呼吸するクッション「fufuly」も用意されていて、抱きかかえるだけで心が落ち着く感覚が得られるのだとか。

仙霊茶を栽培するSENREI incの茶師が、実際にホテルに滞在して感じたインスピレーションをもとにブレンドした「オリジナルの仙霊茶」も客室で楽しめるそうです。
日本でわずか4%しかない有機栽培(無肥料・無農薬の自然栽培)の茶園で育まれた仙霊茶とともに、心安らぐ香りと味わいが堪能できます。
地元素材を中心に使った多彩な食事メニュー
モーニング
ホテル セトレ神戸・舞子では、宿泊費用にモーニング・ディナー・ラウンジでの飲食を含む「オールインクルーシブ」のサービスを提供しています。
モーニングは「海辺と島をつなぐ朝食『旅する淡路』」をテーマに、外の景色を眺めながら客室で食べられるんだそう。
「椚座牛の食べるラグー」「淡路鶏むね肉の低温調理とズッキーニマリネ ~玉ねぎのソース~」「明石ダコとさくら卵のマリアージュ」など、多彩なメニューが並びます。
ディナー
ディナーは、ライトアップされた明石海峡大橋が望めるレストランで。旬の食材を使ったコース料理に加えて、料理に合わせたドリンクペアリングも用意されています。
夕食・朝食ともに兵庫県産食材を中心に使用。スタッフが生産者を訪れて厳選しているそうで、ここでしか味わえない特別な料理が食べられるのだとか。
販売開始日
2025年4月18日(金)~
※料金などプランの詳細は、ホテル公式サイトをご確認ください。
ホテルが立つ舞子エリアは、神戸の中心部から電車で約20分とアクセスが良く、明石海峡大橋や淡路島などの美しい景観が望めて、静かな環境と心地良い海風で日々の喧騒を忘れられる場所として人気を集めています。
人気の観光スポットを巡ったりするのも旅の醍醐味ですが、あえて何もせず、設備が充実した景色抜群のホテルで心ゆくまで過ごすプランもいかがでしょうか。
新客室ではありませんが、実際に宿泊してきたレポート記事では、ホテルの雰囲気や設備、食事、館内からの景色などを詳しくご紹介しています。こちらも合わせてどうぞ。
◆関連リンク
・ホテル セトレ神戸・舞子 – 公式サイト
あさみ
「今年こそダイエット」が口癖です。
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