神戸学校。カンボジアの伝統『クメール織』を支える日本人『森本 喜久男(もりもと きくお)』さんが講演。8/29(土)13:30~16:00

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神戸学校の講演会が開催されます。神戸発未来へ「経験と言葉の贈り物」をコンセプトとした講演会(メッセージライブ)で、神戸に本社がある通販会社フェリシモが運営しています。


神戸学校とは、各界の第一線で活躍している人をゲストとして月1回招いて開催しています。色々な人が講演してまして、いつも気になっています。


今回は、


『カンボジア 伝統の森』
~民族の誇りを取り戻させた日本人のはなし~

8月29日(土) 13:30~16:00(開場13:00)
神戸朝日ホール


参加料は、¥1,200/学生¥1,000/中学生以下は無料です。
※神戸学校の参加料は現在、全額「あしなが育英会」を通じて、東日本大震災遺児への支援に活用されています。


場所はココ↓↓



神戸市中央区浪花町59番地 神戸朝日ビルディング


今回のゲストの紹介です。
 
森本 喜久男(もりもと きくお)

森本さんお写真(森の中)
IKTT(クメール伝統織物研究所)所長。1948年京都に生まれる。1996年にカンボジアの現地NGOとしてIKTTをプノンペン郊外のタクマウ市に設立し、内戦下で途絶えかけていたカンボジア伝統の絹織物の復興に取り組む。2000年、IKTTをシェムリアップに移転し工房を開設、研修生を受け入れ、技術の継承に努める。2002年、シェリムアップ州アンコールトム郡に土地を取得し、2003年から「伝統の森・再生計画」に着手。荒地を開墾し、畑をつくり、木々を植え、織物制作に必要な自然素材を自給自足できる工芸村を実現させた。現在「伝統の森」には約150人が暮らす。著書に『メコンにまかせ 東北タイ・カンボジアの村から』(第一書林)、『カンボジアに村をつくった日本人~世界から注目される自然環境再生プロジェクト』(白水社)など。2004年に第11回ロレックス賞受賞、2010年に社会貢献支援財団より社会貢献者表彰、2012年に大同生命地域研究特別賞、2014年に外務大臣表彰およびソロプチミスト日本財団より社会貢献賞。

『カンボジア 伝統の森』~民族の誇りを取り戻させた日本人のはなし~

子どもたちへ説明する森本さん
内戦の後、カンボジアでは国を復興する世代は戦死し、口承と実践で継承されてきた人々の生活を支える伝統や技術が途絶える危機にありました。


世代の隙間を埋めるべく、おばあさんから孫の世代へカンボジアシルクの伝統「クメール織」を復活させようと、共同体「伝統の森」を作り、文化復興のために立ち上がったのが京都生まれの友禅職人、森本さんでした。


森本さんのこれまでの物語とともに世界的兆しのあるスーパーナチュラリズムに基づく「染織ルネサンス」についてうかがいます。


ウェブサイトからのお申し込みは締め切ったそうですが、電話かメールで申込みできるそうです。
電話 078-325-5727(平日10:00~17:00)
メール kobe@felissimo.co.jp


当日は、美しいクメール織りの展示や販売も予定しているそうです。
 

◆関連リンク
神戸学校_02
神戸学校 – 公式サイト
IKTT.org – クメール伝統織物研究所
 
 

この記事を書いた人

カズマ

神戸ジャーナル 編集長

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