新婚さんが神戸に住むとお得になる制度(神戸市結婚新生活支援事業)が6月1日に開始。最大30万円の補助金がもらえる。

神戸市結婚新生活支援事業-1
神戸で新生活をスタートさせる新婚世帯の応援事業が6月1日から開始されます。最大30万円の補助金がもらえますので、要件に合う人はぜひ参考にしてください。


2016年秋から新制度としてスタートし、利用された81組の夫婦から好評でしたが、今年は所得要件が緩和し利用しやすくなってます。


事業概要

受付期間
2017年6月1日~2018年3月上旬 
※予算枠の範囲での補助事業となるため先着順

対象
2017年1月31日から受付終了(2018年3月上旬予定)までの間に婚姻し、支給要件を満たす世帯

支給要件
①夫婦の前年の所得を合算した金額が340万円未満であること
②婚姻時に夫婦の年齢合計が70歳以下であること
③良好な住宅環境に入居すること(耐震性・最低居住面積水準以上)
④申請日から2年間神戸市に居住すること
⑤神戸市内に居住する親世帯と近居・同居を行うこと
⑥申請世帯のいずれかが、婚姻日の前後6ヶ月の間に神戸市外から神戸市内に転入すること

補助額
最大30万円
※上記①~④を全て満たせば最大24万円、かつ、⑤⑥いずれかを満たせば追加で最大6万円支給

対象経費
新居の住居費、引越費用など

予定件数
概ね170件

申請先
神戸市役所2号館5階住宅政策課
※申請書類はHP及び各区役所市民課でも入手できます。

制度変更点等

制度改正及び昨年度の利用者等からの意見を参照し、以下の点を変更・改善しました。
①所得要件の上限を300万円から340万円に引き上げ
②基本の補助金の補助上限を最大18万円から最大24万円に拡大し、上乗せの補助金の補助上限を最大12万円から最大6万円に変更
③インターネットでの情報アクセスが多かったため電子媒体での広報を強化していく

昨年度実績

助成数
81世帯(162名)
利用者のうち、約3割が市外から神戸へ転入し、若い世代の呼び込みに寄与
【内訳】兵庫県下22名大阪府7名京都府4名福井県2名等

転居情報
利用世帯のうち、約半数(46世帯)が親世帯のいる神戸で新生活をスタート
【転居先内訳】東灘(7)/灘(9)/中央(4)/兵庫(9)/北(6)/長田(7)/須磨(13)/垂水(15)/西(11)

事業効果(アンケート結果より)
「結婚の後押しとなった」、「結婚の後押しと多少なった」と回答した方が約7割(66.6%)であったことからも、結婚の促進や親世帯との近居、同居の促進に一定の効果を示すことができた。
新居の物件探しで最も優先したことについては、「住居の価格帯」の回答が32.3%、また助成した世帯の約半数の世帯(44%)が5~7万円台の家賃で居住していることから、若者世帯に住居費用を安価に抑えたいというニーズがあり、本事業が若者世帯の転居にとって一定の経済支援となっていることが示された。
事業全般の満足度については、48世帯中47世帯が「満足」、または「やや満足」と回答しており、本事業について高評価をいただいている。

利用者の声
「妊娠もして、実家の近くに引越したかったのでとても助かった」
「入籍も早まり、生活面でも助かって感謝している」
「神戸市がもっと好きになった」などの好意的な意見多数


◆関連リンク
神戸市結婚新生活支援事業 – 神戸市

 

この記事を書いた人

カズマ

神戸ジャーナル 編集長

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