さてさて、お待ちかねのディナータイムです。17階にあるMAIN DININGにて。ムーディーな空間で夜景を見ながらゆったりお食事します。
ドリンクは洋ナシのシャンパンをセレクト。コロナ対策の一環で各席にメニューは用意しておらず、スタッフの人が持ってきてくれるQRコードを読み込むと携帯にメニューが出てくる仕組みに。徹底してますね。
お料理はコースメニューの中からTHE SEASONALを。前菜~デザートまでの全7品。
1品目のAMUSEはフォアグラレーズンサンド。甘みを抑えたクッキー生地の中にひんやりとしたフォアグラがぎっしり詰まった一品。
オリエンタルホテルで出されるフォアグラはとても濃厚で、それでいて食べやすい。
華やかな雰囲気に圧倒される人もいるかもしれませんが、1品目が手で食べられる前菜なのでカジュアルな気持ちで食事を楽しくスタートできます。
2品目の前菜はカンパチのカルパッチョ。温州蜜柑とカラスミがのっていて、爽やかでありながらうまみが強く香り高い一品です。
お魚はとにかく新鮮で、見た目も美しい。お箸を用意してくれているのでパクパク食べてしまい気づいたら10秒ほどで完食。
3品目は温かい前菜。マッシュルームの香りがすごい!ほんのりバターと、上に乗っているプロシュート、卵を全部一緒に食べると口の中いっぱいに幸せが広がります。
これはビールが合いそうだなぁ。
4品目は香住蟹と九条ネギのパスタ。パスタの上にパン粉が乗っていたので、香ばしい香りとパン粉のサクサクとパスタを一緒に口に頬張ります。
5品目のメインは肉料理。牛ハラミのステーキの上にドライ系のバローロチーズとバルサミコソースがかかっていて食べ応えのある一品です。
噛み応えがある肉質だけどジューシーでうま味が強いので筋っぽさはなく食べやすいです。この辺で結構おなかの満足度は高め。
6品目の締めとなる料理は、オリエンタルホテルのオリジナルカレー。見た目と違って何種類ものスパイスが複雑に組み合わさった味わったことのないカレーです。
このカレーを目当てに食事に来る人もいるとか。結構辛めのカレーだったので赤ワインにぴったり。
ちなみに、ご飯にのっている黒い物体。これめっちゃおいしいんです。こんなに小さいのに一緒に口に入れるとカレーの印象がまた変わる不思議な感覚です。
これは言葉では説明できないので食べて感じてほしい!
最後となるデザートは、モンブラン風の一品。底のチョコのかかったサクサク生地で上に濃厚な栗のクリームがたっぷりのっています。
チョコと栗の組み合わせってとても美味しいですよね、かなり満腹だったはずなのにこればかりは別腹。一番上にのっているアイスクリームは焦しキャラメル味で大人な味です。
2時間のフルコースはあっという間。食事を開始した時は夕暮れだったのでムードがどんどん変わってくる様もとてもステキ。
▼コロナ対策情報
・MAIN DININGの入口および各席にアルコールの消毒スプレーを設置
・紙のメニューは廃止し、QRコードから携帯画面上で見ることができる
2~8名で利用できる個室が2室あるみたいなので、人混みを避けたい人や、お子さん連れの人にはとても安心して利用できます。食事だけで利用している人もたくさんいました。
MAIN DININGは全席満席でしたが、1席1席余裕を持った配置をしていたので圧迫感も気にならず食事ができましたよ!
時間が変わるとロビーの雰囲気もとっても変わりますね。オリエンタルホテルのフロントは最上階で、すべてのアプローチの基点になっています。
チェックインやチェックアウト、お食事の際にも通りますので、それぞれの時間で神戸の違った景色が楽しめます。
さて、部屋に戻ります。
お部屋に戻ると外はすっかり暗くなっていたので、温かいオレンジのライトがより一層ステキ。
壁には神戸の地図や写真などが飾ってあってレトロな神戸らしさを感じます。
その中に、船を眺めながら港に立つ人々の様子が映っています。女性は西洋ファッションの人もいれば着物を着ている人もいて、まさに明治初期の開港間もない時代が表れている1枚です。
西洋式のホテルとしては日本最古級のORIENTAL HOTELができたのはまさにこの時代。
第二次世界大戦の空襲や阪神淡路大震災など様々な時代の変化によって度々建物の半壊が起こりましたが、そのたび再建が行われ、現在のORIENTAL HOTELは4代目となります。
内装のレトロ感は「神戸の街並みに合わせて」という理由だけではなく、これまでの長い歴史を感じることができる空間づくりになっているんですね。
神戸育ちです たまにランチに行きますよ
素敵ですよね❤️
フォアグラはランチメニューにはないのであらかじめ頼む位好きです❣️
地元なので昔の建物には思い出が沢山ある。ピアノの発表会‼️テーブルマナーの講習会でも一度も泊まってない。一度泊まろう✨