神戸・舞子で『レトロ絶景旅』を。漁港食堂の「定食ランチ」と大正ロマンな建築を堪能。喫茶店でゆっくりカフェタイムも

ライター:ゆう

少しむしむしとした日も増えてきて、夏が近づいてきましたね。夏といえば海!ということで、今回は海辺ならではの絶景を楽しみながらレトロを感じるモデルコースをご紹介!

どこかノスタルジックな雰囲気のある舞子エリアで、長く愛されてきた漁港の食堂や、文化財に登録されているレトロな建築物、夕暮れ時が素敵な昔ながらの喫茶店などを巡っていきます。

所要時間

5時間ほど

※本記事は掲載時点の情報です。最新情報は公式サイトをご確認ください。

①垂水漁港食堂

まずは、神戸の西端に位置する兵庫県内でも有数の規模を誇る漁港『垂水漁港』でランチをいただきます。

神戸の漁業の拠点施設として、地元の漁師が水揚げした新鮮な魚介類を神戸や他の都市に届けるための重要な役割を担っている場所。長く愛されてきたこともあって、どこか懐かしい雰囲気を感じますね。

「垂水漁港食堂」では、漁港で水揚げされた新鮮なしらすをたっぷり使った「釜揚げシラス丼」や、刺身や魚フライがセットになった「定食」など、海の幸を堪能できるメニューが人気です。

そのほか、「直売所」もあるので、地元で獲れたばかりの新鮮な魚介類を購入することもできますよ。要冷蔵でないものもあるので、お家へのお土産に少し買って帰るのもいいかもしれませんね。

住所
神戸市垂水区平磯3-7-125

営業時間
【食堂】月・水〜金:9:00〜15:00(L.O. 14:30)/土・日:9:00〜16:00(L.O. 15:30)※魚が無くなり次第閉店 ※火曜定休
【直売所】毎日9:00 ~16:30

所要時間
1時間ほど

◆関連リンク
神戸市漁業協同組合 – 公式サイト
神戸市漁業協同組合(垂水漁港) – 公式Instagram

▼「アジュール舞子」まで徒歩約15分

②アジュール舞子

垂水漁港から西側へ歩いて、白砂青松の景勝地「舞子の浜」を復元した「アジュール舞子」へ。

道中には「マリンピア神戸」もあるのでショッピングに寄ることもできますが、今回は砂浜と海、淡路島や明石海峡大橋などの景色を楽しみながら散歩してみます。

そのまま西側に進んでいくと、2023年に設置された『BE KOBE』のモニュメントも。バックにはどっかーんと「明石海峡大橋」があり、その向こう側には淡路島もくっきりと見えてます。

すぐ近くには舞子らしい松の木も植えられていますよ。舞子の浜は、昔、砂浜が強い風や波で削られ、根が地上に現れた「根上がり松」を多くみることができ、観光名所としても有名だったんだそうです。

住所
神戸市垂水区海岸通11

営業時間
6:00~23:00

所要時間
30分ほど

◆関連リンク
アジュール舞子 – 公式サイト

▼「旧武藤山治邸」まで徒歩5

③旧武藤山治邸


画像:公式サイトより

アジュール舞子をのんびり散歩して、まっすぐ進むと「舞子公園」に入ります。まずは、登録有形文化財に登録されている「旧武藤山治邸(きゅうむとうさんじてい)」へ。

鐘紡(かねぼう)の中興の祖と言われ、衆議院議員として活躍した武藤山治(1867~1934年)が、明治40年に舞子海岸に建てた住宅です。

円形のバルコニー、スレート葺の屋根、下見張板の外壁が特徴の「コロニアル様式」なんだとか。とくに洋風な雰囲気のある円形のバルコニーからは、明石海峡大橋と海が目の前に見えるので写真撮影にもおすすめですよ。

住所
神戸市垂水区東舞子町4-2051

営業時間
10:00~17:00(最終入館は閉館30分前まで)

休館日
月曜日
※但し、祝日の場合は開館し、翌日が休館日となります。

入館料
大人 100円/シルバー(70歳以上)50円/3邸共通入場券 340円
※高校生・中学生以下は無料
※3邸(旧武藤山治邸、旧木下家住宅、孫文記念館)

所要時間
30分ほど

◆関連リンク
舞子公園 – 公式サイト

▼「孫文記念館」まで徒歩約5分

④孫文記念館(移情閣)

ノスタルジックな面影を漂わす3階建ての八角堂がシンボルの『孫文記念館(移情閣)』。こちらも舞子公園の中にあります。

大正4年(1915年)に神戸の貿易商・呉錦堂(ごきんどう)が建てた別荘で、昭和59年(1984年)に「孫中山記念館」として一般公開されました。現存する日本最古級の木骨コンクリートブロック造の建造物でもあり、国の重要文化財に指定されています。

館内には、大正ロマンな雰囲気のある階段があり、ノスタルジックな写真が撮れるのもポイント。窓からは明石海峡大橋と海が見えて、結婚式の前撮りなど撮影スポットとしても人気の場所です。

ちなみに、舞子公園には和な雰囲気の「旧木下家住宅」もあるので、時間のある人はあわせて立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

住所
神戸市垂水区東舞子町4-2051

営業時間
10:00~17:00

休館日
月曜日
※但し、祝日の場合は開館し、翌日が休館日となります。

料金
大人 300円/小・中・高校生以下 無料

所要時間
30分ほど

◆関連リンク
舞子公園 – 公式サイト
孫文記念館公式サイト – 公式サイト

▼「舞子海上プロムナード」まで徒歩約2分

⑤舞子海上プロムナード

世界最大級のつり橋「明石海峡大橋」の体験展望施設『舞子海上プロムナード』に寄ってみます。

海面からの高さ約47m、陸地から約150m、明石海峡へ突出した延長約317mの回遊式遊歩道。床がガラスになっていて下が見えるスリル満点の「海上47mの丸木橋」なんてところもあります。


画像:公式サイトより

8階展望ラウンジには明石海峡大橋の主塔の高さ約300mにのぼった気分が味わえる展望カメラシステムがあり、明石海峡大橋を眺望しながらゆっくり休憩できるスポットも。

そのほか、海上プロムナード入口1階には明石海峡大橋をわかりやすく解説した資料やDVDシステムもあるので、明石海峡大橋について少し詳しくなれるかもしれませんね。近くには「橋の科学館」もあるので、あわせて行ってみるのもおすすめです。

住所
神戸市垂水区東舞子町4-2051

営業時間
通年 9:00~18:00/GW・夏休み 9:00~19:00(最終入館は閉館30分前まで)

休館日
4~9月 無休 / 10~3月 毎月第2月曜日(祝日の場合は翌日) / 12月29日~12月31日

料金
【平日】大人 250円/シルバー(70歳以上)100円/高校生・中学生以下 無料
【土日祝】大人 300円/シルバー(70歳以上)150円/高校生・中学生以下 無料
※舞子海上プロムナード・孫文記念館・橋の科学館がセットになった3館共通入場券(大人 840円)も

所要時間
30分ほど

◆関連リンク
舞子公園 – 公式サイト

▼「リア珈琲」まで徒歩約7分

⑥RIIA珈琲


画像:Instagram(@akinmamin)より

最後は、海と明石海峡大橋の絶景を眺めながら、ゆっくりカフェタイムを楽しもうと『RIIA珈琲』へ。ショッピングビルTio舞子の2階にある喫茶店です。

店内は広めで、昔ながらのレトロな雰囲気。大きな丸い窓が特徴的で、神戸らしい絶景を楽しむことができます。


画像:Instagram(@u.xo_28)より

食券制で、メニューは自家焙煎のコーヒーのほか、ケーキセットなども。ショートケーキやチーズケーキ、抹茶のケーキなどいろいろあるみたいです。

夕暮れ時には、ピンクやオレンジ色に空が染まって、とてもキレイなんだとか。のんびりとした時間を過ごせそうですね。

住所
神戸市垂水区東舞子町10-1

営業時間
10:00~21:00(日曜日のみ18:00まで)

所要時間
1時間ほど

◆関連リンク
RIIA珈琲 – 公式Instagram


いかがでしたか?今回は、どこかノスタルジックな雰囲気のある舞子エリアの観光スポットを巡るモデルコースをご紹介しました!海辺ならではの絶景も楽しめるので、休日のおでかけにおすすめですよ。

他にも神戸のおでかけ・観光情報をまとめているので、ぜひ見てみてくださいね。

 

この記事を書いた人

ゆう

神戸で生まれ育った神戸っ子。趣味は、自然に癒やされながらの散歩とサイクリング。プリンが大好物のよく笑う人です。

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