
日本三名泉・日本三古泉の『有馬温泉』。太閤・秀吉も愛した関西の奥座敷で、褐色の名物湯「金泉」と、無色透明な「銀泉」の異なる泉質を持つ湯が楽しめる、神戸の人気の観光スポットですよね。
今回はそんな有馬温泉で、ミシュランにも掲載されたことのある行列のできる人気店で和食ランチや、最近話題のお店や地元民に人気のお店で食べ歩き、秋ならではの紅葉を楽しみます。
神戸への観光はもちろん、神戸に住んでいて日帰り旅行を楽しみたい、ちょっと遠出して非日常を味わいたいってときにもおすすめですよ。
所要時間
※本記事は掲載時点の情報です。最新情報は公式サイトをご確認ください。
① 神戸電鉄 有馬温泉駅からスタート!

有馬温泉散策は、神戸市北区を走る神戸電鉄有馬線の「有馬温泉駅」からスタートします。
三宮からは、所要時間およそ30分。神戸市営地下鉄で「谷上駅」に向かい、神戸電鉄に乗り換え「有馬口駅」へ。そこでもう1度乗り換えると、有馬温泉駅まで1駅です。
▼「吉高屋」まで徒歩約1分
② 吉高屋

画像:公式サイトより
まずは、駅を出てすぐのところにある『吉高屋』へ。明治元年創業の老舗お土産屋さんです。
有馬温泉ならではの、金湯・銀湯といった入浴剤や、オリジナルのタオル・ハンカチ・日本手ぬぐいなどの雑貨が販売されています。

画像:公式サイトより
そのほか、有馬の温泉水などを配合した石鹸・フェイスマスク・ハンドクリームなどスキンケア商品も。パッケージも和な雰囲気で惹かれますね。
いろいろあって悩みますが、回った最後に買って帰ろうかなと目星をつけて、次のスポットに向かいます。
住所
神戸市北区有馬町259
営業時間
9:30~19:00
所要時間
30分ほど
◆関連リンク
・吉高屋 – 公式サイト
▼「ねね橋」まで徒歩約3分
③ ねね橋

画像:公式サイトより
数分歩いて、有馬温泉で有名な観光スポットである、赤色が特徴的な「ねね橋」と、豊臣秀吉の妻で有馬に別邸を建てた「ねねの像」がある場所へ。
紅葉スポットとしても人気の場所で、赤色に染まった木をバックにねねの像を見ることができます。

橋の下には川が流れていて、降りれるようになっているので、しばし腰をおろしてゆっくりするのもいいですね。
住所
神戸市北区有馬町
所要時間
10分ほど
◆関連リンク
・有馬温泉 – 公式サイト
▼「くつろぎ家」まで徒歩約4分
④ くつろぎ家

画像:公式Instagramより
ねね橋から少しずつ坂を登っていくと、行列のできることも多い人気店『くつろぎ家』があります。
店内はたたみや障子など和な雰囲気で、窓からは木々や有馬の町並みが見える、落ち着いた雰囲気のお店です。「ミシュランガイド兵庫2016特別版」にも掲載されたんだとか。

画像:Instagram(@giru337)より
メニューは釜飯がメイン。鯛・鮭・山菜・ホタテ・穴子などいろいろな種類の本格的な釜飯が楽しめます。
おすすめメニューとして「湯けむり蒸し」といったメニューも。新鮮な野菜と一緒に蒸した「神戸牛」をいただける贅沢な一品です。
なくなり次第終了で、予約は不可となっていますので、早めに行ったほうが安心かもしれません。
住所
神戸市北区有馬町839-2
営業時間
ランチ 11:00~/ディナー 17:00~
※なくなり次第終了
※定休日:火・水曜日
所要時間
1.5時間ほど
◆関連リンク
・くつろぎ家 – 公式Instagram
・くつろぎ家 – 食べログ
▼「有馬本街道」まで徒歩数分
⑤~⑧ 有馬本街道(湯本坂)で散策&食べ歩き

有馬で外せないのは、温泉街での散策と食べ歩き。古き良き町並みを満喫しながら、雑貨屋さんやお土産屋さんなどに立ち寄ります。
近くには、温泉街らしい、ゴボゴボと98度の湯のたぎる音が聞こえる「天神泉源」も。中央の煙突から白い煙が立ち昇っているのが見れますよ。

画像:公式Instagramより
食べ歩きでおすすめなのは、まずは定番の「和菓子工坊ありま」。蒸したての酒饅頭や、揚げたてのかりんとう饅頭などを手軽に食べることができます。
そのほか、ジェラートの大会で1位を取った最近話題の行列店「アリマ ジェラテリア スタジオーネ」や、地元民がわざわざ買いに来る秋にぴったりなほくほくの栗が食べられる「くりの里」なども。
その場で食べるのはもちろん、栗はお土産として持って帰って食べるのもいいですね。
住所
神戸市北区有馬町
営業時間
【和菓子工坊ありま】9:00~18:00
【アリマ ジェラテリア スタジオーネ】10:00~17:00 ※売り切れ次第閉店 ※定休日:火・水曜日
【くりの里】9:00~17:00 ※不定休
所要時間
1~2時間ほど
◆関連リンク
・有馬温泉 元祖 三津森本舗 – 公式Instagram
・和菓子工坊 ありま – 食べログ
・アリマ ジェラテリア スタジオーネ 有馬温泉 – 公式サイト
・スタジオーネ – 公式Instagram
・くりの里 – 公式Instagram
▼「瑞宝寺もみじ茶屋」まで徒歩約15分
⑨ 瑞宝寺公園

少し足を伸ばして、紅葉スポットとして有名な『瑞宝寺(ずいほうじ)公園』へ。
太閤・豊臣秀吉が、「いくら見ていても飽きない」と言ったそうで、この地の紅葉は「日暮らしの庭」とも呼ばれています。
園内には、太閤秀吉が愛用したといわれる石の碁盤や、伏見城から移築した旧瑞宝寺の山門、散策できる道やベンチなどもあって、ゆっくりと紅葉を見ながら過ごすことができますよ。

画像:公式サイトより
紅葉のシーズン限定で、「瑞宝寺公園もみじ茶屋」もオープン。美しい紅葉の下、真っ赤な番傘が並ぶお店で、ぜんざい・黒蜜だんご・甘酒・ワイン・抹茶・ホットコーヒーなどがいただけます。
今年度の情報はまだ発表されていませんが、昨年度は11月8日(金)~12月1日(日)にオープンしていました。最新情報は、有馬温泉の公式サイトをチェックしてみてくださいね。
住所
神戸市北区有馬町500-19
営業時間
【もみじ茶屋】10:00~16:00
※昨年度の情報です。最新情報は有馬温泉の公式サイトをチェックしてください。
料金
無料
所要時間
1時間ほど
◆関連リンク
・有馬温泉 – 公式サイト
▼「有馬温泉 金の湯」まで徒歩12分
⑩ 有馬温泉 金の湯

最後は有馬温泉街に戻ってきて、やっぱり外せない『有馬温泉 金の湯』で日帰り温泉を楽しみます。
古来から由緒ある元湯として歴史を刻んできた名湯で、ゆっくり体を休めてリラックス。
ボディソープ・リンスインシャンプー・ドライヤーは備え付けがあります。タオル・バスタオル・カミソリ・ハブラシなどは販売があるそうなので、もし忘れても安心です。

『有馬温泉 金の湯』に隣接する、無料で楽しめる足湯「太閤の足湯」も。1日坂を登ったり散策したりして疲れた足を気軽に休められます。
15分ほど浸かるだけでぽかぽかになるんだとか。毎日入りに来る地元の人も多いそうですよ。
銀の湯もセットで楽しめるチケットもあるので、両方を楽しんでみるのもいいですね。
住所
神戸市北区有馬町833
営業時間
8:00~22:00(最終受付21:30)
※定休日:第2・4火曜日と1月1日
料金
大人 800円(平日650円)/小人(小・中学生)350円/幼児 無料
所要時間
1時間ほど
◆関連リンク
・有馬温泉を代表する日帰り温泉 | 金の湯 | 銀の湯 – 公式サイト
いかがでしたか?今回は、有馬温泉で行列のできる人気店でランチや、食べ歩き、秋ならではの紅葉を楽しむモデルコースをご紹介しました!
他にも神戸のおでかけ・観光情報をまとめているので、ぜひ見てみてくださいね。
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ゆう
神戸で生まれ育った神戸っ子。趣味は、自然に癒やされながらの散歩とサイクリング。プリンが大好物のよく笑う人です。
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