本記事は【甲南女子大学】の現役学生が担当しています。
【取材・記事執筆】
甲南女子大学 文学部 メディア表現学科 M.Y さん/増田のぞみゼミ 所属
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ものが壊せるアトラクション施設って?
その名の通り、「瓶を割る」「壁に落書きする」など、普段してはいけないことを躊躇いなくできる場所を提供し、日ごろのストレスなどを解消する体験ができるイベント「ぷろじぇくとデストロイ」。
イベント会場となったのは「興誠ビル」の地下1階。各線三宮駅から歩いて徒歩12分ほどの場所です。
少し分かりづらい場所ではありますが、入口に置かれたポスターを発見!普段、踏み入れない場所なので、秘密基地のようでワクワクします。
実はこの「ポスター」と「特設ウェブサイト」のメインビジュアルのイラスト、私が依頼を受けて手掛けたもの。
イベントのイメージ作りから関わることができ、とても良い経験になりました。この日はいち参加者として、全力でイベントを楽しんでいきます。
内装のこだわりがすごい!!
中に入ってみると、壁面には様々な壁画が描かれ、空間全体の装飾にこだわりを感じます。
すべてアーティストの方々が手書きしたり、切り貼りをした「作品」ばかり。アンダーグラウンドの雰囲気を作り出すための空間デザインで、特にこだわったポイントなんだとか。
実際、物を壊すイベントとマッチしたサイバーパンク感(近未来のディストピアを舞台としたSFのサブジャンル)のある世界観で、現実と乖離した空間にいるかのよう。
実際に体験してみると…
内装を堪能したのち、メインとなるもの壊しアトラクションへ!
安全のため、つなぎ・ヘルメット・手袋・安全靴が貸し出され、私服の上から着用。1回の体験に4名まで参加でき、1人4500円(所要時間15分)となっています。
体験場所は個室で、体験中は扉を締め切るため、人目を気にすることなく思いっきり楽しむことができますよ。
1グループに瓶20本と家電2個を用意してくれます。
家電を壊す用具としてバットやハンマー、ゴルフクラブも完備。蛍光塗料は4色あり、好きなように壁に落書きをすることができます。
すでに体験した人の壊したものや落書きが残っているので、ためらわずにできるところも魅力的!
さっそく落書きをしていきます。
キャラクターを描こうとしたのですが、意外と難しかったので簡単なハートやにこちゃんマークをたくさん描いていきます。
罪悪感なく、合法的に物を思いっきり壊せるというのはとても爽快かつ面白い体験です。
正直「体験時間が15分って短くない?」と思っていたのですが、私は体力があまりないこともあって、ちょうどよかったです。
瓶を投げて割るのが結構コツがいるという新発見も!適当に投げてしまうと、瓶が割れなかったり、形が大きく残った状態で割れてしまったりするので、少し大ぶりの構えで遠心力を活用して投げると綺麗に粉々に。
日常生活で使うことはないかもしれませんが、うまく瓶が割れたときは爽快です!
体験終了後は、缶ジュース1本とステッカー3枚がもらえます。ステッカーは箱に入っている様々な種類の中から選ぶことができ、この3枚をチョイス。
また別のイベントも…!
今回は、神戸に初上陸した「もの壊しイベント」を紹介させてもらいました。
本イベントは、期間限定での開催であったため現在は行われていませんが、同様に奇抜な体験ができる「催し」を企画しているとのこと。
色々なイベントを体験してみると、新しい発見や出会いがあるかもしれません。気になった人は、今後のイベントの情報を確認してみてくださいね。
◆関連リンク
・ぷろじぇくとデストロイ – 公式サイト
・株式会社スターリーナイトカンパニー – 公式サイト