神戸港を臨むオーシャンビューの天然温泉旅館『神戸みなと温泉 蓮(れん)』に泊まってみた。露天風呂・岩盤浴も充実のおこもり旅

チェックイン前やチェックアウト後も楽しめる【健康増進エリア】の岩盤浴・露天大浴場etc.

『神戸みなと温泉 蓮』には、チェックイン前&チェックアウト後の時間も楽しめる「健康増進エリア」があって、1泊2日の場合は、最大丸々2日間、施設内をフルに満喫することができます。

日帰り用の「健康増進エリア」への入り口は、庭園を抜けて西側にある、こちらの赤い幕が目印です。

まずはカウンターで手続きをして、岩盤浴用の着替えを受け取ります。4月は、事前購入の「日帰り温泉」利用で料理が「0円」になる、お得なプランも予定されているそうです。

▼コロナ対策情報
・来館時の体温測定
・マスク着用・アルコールでの手指消毒の呼びかけ
・フロントでの透明アクリルボードの設置

「健康増進エリア」という名前。実は単に温泉=健康という話ではなく『神戸みなと温泉 蓮』は、医師の監修に基づいたプログラムを行っている温泉施設なんです。

気軽に「都市湯治」を体験できるので、健康の増進を目的に毎日温泉に入ってる人もいるみたい。

「温泉利用型健康増進施設」として厚生労働省の認定も受けていて、一定の利用で、施設利用料金・往復交通費が、所得税の医療費控除の対象になります。詳細はこちら

 

 

2階の「八蓮花(はちれんか)」というスペースへ。ここには、岩盤浴・溶岩浴・ホットヨガスタジオ(レッスンは原則休止中)があって、10:00から22:00までいつでも利用OK。日帰り時&宿泊時ともに別途有料です。

フロア内は、石種・温度・湿度が違う、8つのエリアに分かれてます。入ってみて、これぐらいの温度がちょうど良いなとか、この香りが癒されるなって場所を選んでいきます。

ユカコ
室内の温度・湿度を、あまり高すぎないように設定するのも「健康増進」の観点で推奨されていることだそうです。エリアごとに冷蔵庫などもあるので、冷たいドリンクでクールダウンしながらすっかり長居してしまいました。

汗をかいたら、天然温泉・サウナを満喫できる1階の「屋内大浴場&露天大浴場」で、すっきり身体を洗い流します。

神戸一の広さを誇るという「棚湯」は全5種類。 1階なので海は見えませんが、広々としていて解放感があります。

内湯には、暦風呂(こよみぶろ)という月替わりのお風呂もあって、4月は桜の香りを予定しているそうです。

3階の御食事処「水蓮(すいれん)」。ここでは四季折々の和食&蔵元から取り寄せた兵庫の地酒を味わえます。

おでんのテイクアウトなども行われていて、宿泊 or 日帰りを問わずに、利用できるレストランです。

1階では、屋内のフィットネスプール&屋外の温水プールが併設された「オーシャンズスパ」を楽しむこともできます。屋外では、夏にDJを招いた「ナイトプール」なども開催され、温水なので年中利用が可能です。

同じフロアには、ヨガのレッスンを行うスタジオや、フィットネスジムなどもあります。

 

 

「フィットネスジム」の様子はこちら。海に面した西側は大きなガラス張りになっているので、神戸の景色を眺めながら身体を動かすことができます。

「健康増進メンバー」に有料登録をすると、ジムのほか、温泉(日帰りエリア)・プール・駐車場が使い放題に。ジムは基本的にメンバー専用ですが、宿泊者も別途有料で利用OK。

目新しい機械もあるので、ちょっと試してみるだけでも楽しめますね。ちなみにジム内にあるマシンはすべて「ARTIS(アルティス)」のもの。

オリンピック選手も使用する本格的なマシンで、トレーニング好きな人はテンション上がるんじゃないでしょうか。

▼コロナ対策情報
【1階 : 屋内大浴場&露天大浴場】利用時間の制限・シャワーブース&パウダールームへの仕切りの設置
【1階 : フィットネスジム】同時利用10名まで・手指&マシンの消毒の呼びかけ
【2階 : 八蓮花(はちれんか)】定期的な換気の実施・隣との仕切りの設置
【3階 : 水連(すいれん)】営業時間の変更

別の楽しみ方として、キャンピングカーを駐車場に停めて、1泊(駐車料 : 3000円+日帰り温泉 : 平日 2300円/土日祝 2700円)車中泊するというものもあります。こちらは要予約。

コロナ禍で人との対面を避けたい時や、ペットと泊まりたい時などキャンピングカーでの利用も増えているそうです。

 

 

番外編(お土産コーナー&楽しみ方のすすめ)

「宿泊専用エリア」1階のフロント横にあるショップでは、ウェルカムスイーツでも提供された「ル・パン神戸北野」の焼菓子をはじめ、浴衣・丹波立杭焼や『神戸みなと温泉 蓮』おすすめのお土産も販売されてます。

日帰り用の「健康増進エリア」1階のショップでも「ル・パン神戸北野」の商品が並んでました。なかでも人気の「瀬戸内レモンケーキ」は、早めの購入がおすすめとのこと。

館内で気になったのが、こちらの絵。実はこれ「ビートたけし」さんによって描かれた絵だそうです。

館内には40点ほどビートたけしさんの絵画があって、絵を探しながら歩くのも、楽しみのひとつになるかも。

ユカコ
「蓮」という名前は、遠くから見ると水上に浮いたような施設の外観と、泥の中から綺麗な花が咲く蓮(ハス)になぞらえた「スタッフが根になりお客様を支え、美しい花を咲かせる」という想いを重ねてつけられたそう。滞在中もその丁寧な心配りを随所に感じられました。

すぐ山側では、今秋に水族館「átoa(アトア)」が入る建物「神戸ポートミュージアム」などの、工事も進んでます。

ウォーターフロントエリアで遊んだあとの羽休めスポットとして、新たなにぎわいも期待できそうですね。

スポット名神戸みなと温泉 蓮(れん)
ジャンル天然温泉旅館
料金公式サイトで確認
住所神戸市中央区新港町1-1
電話番号078-381-7000
営業時間年中無休
定休日なし
リンク公式サイト
駐車場280台

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この記事を書いた人

ユカコ

気付いたら一人で六甲ケーブルに乗っていました。

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1 個のコメントコメントを残す
  • アン

    途中だってので現地に行ってゆっくり中を見たいです。

    2021年4月7日9:56 PM 返信する