神戸北野ホテルで『世界一の朝食』と『非日常』を楽しむ一泊二日。食のレジェンド山口シェフが生み出した、静かにたたずむスモールラグジュアリー

ライター:キド

「世界一の朝食」として有名な『神戸北野ホテル』に泊まってきました。

テレビなどメディアにも引っ張りだこの総支配人&総料理長の「山口シェフ」に話を聞きつつ、神戸北野にあるスモールラグジュアリーを堪能してきました。


神戸市中央区山本通3-3-20

神戸北野ホテルは三宮の北側、北野エリアのトアロード沿いにあります。異国情緒あふれる洋館で、観光客も足を止め外観を撮影する様子も目につきます。徒歩だと三宮駅から15分。

明治くらいに建った建物だと思いきや、意外に1990年代に建った建物です。洋館的な印象はこのエリアとマッチした落ち着きを感じますし、「オーベルジュ(宿泊設備を備えたレストラン)」として威厳を感じる佇まい。

車の場合は、地下に駐車場が16台分あり、料金は1泊2500円です。

チェックイン、ホテル・部屋の見どころ

まず、エントランスに入りチェックイン。受付は左手にあります。中に入っての印象としては、ヨーロッパにある古城や宮殿といったところ。執事がいるような雰囲気です。

エントランス正面はこんな感じ。時期的にクリスマスシーズンということもあり、エントランス正面に大きなクリスマスツリーがお出迎えしてくれます。

入って右手の待合スペースには、ソファー、椅子、絨毯が赤を基調にまとめられていて高級感とか歴史感を感じます。

これから『非日常』の空間が始まる期待感が高まりますし、全体的に統一されたヨーロピアンな雰囲気は、日本の隠れ家旅館のような気もします。

チェックインを済ませた後、部屋に向かうには右手奥のエレベーターか階段へ。

 

 

レトロなエレベーターも味がありますね。上にほうに見える今何階かが示されるアナログなやつ。これが動くんですよ。タイムスリップしたような感じがしましたし、このタイプは初めて見ました。

部屋へとつながる廊下にも、赤い絨毯が。ホテル全体のシックなトーンで統一されています。部屋に向かう足取りも心なしか軽快に。赤絨毯がまたビップな気分にさせてくれます。

エレベーターの隣にあった階段は「螺旋階段」。上のフロアからのぞきこむと非常に芸術的で写真映えします。一番上から、一番下に待ち構えた人を撮るってのがめちゃめちゃ映えるかもしれません。

チェックイン時は荷物もあるのでエレベーターの方が良いですが、一度、螺旋階段を使うことをオススメします。ちょっとしたお姫様気分を味わえます。

こうしたホテル内部の施設や家具の雰囲気から、新しいシティホテルなどではなかなか味わうことのできない、歴史を感じることができます。

鍵もかなりレトロなタイプで可愛らしく、思わず写真を撮りたくなる要素がホテルの至るところに散りばめられています。個人的には「不思議の国のアリス」を思い出しました。

神戸北野ホテルのお部屋は、1泊2食付(食事はアッシュ「プティアッシュ」の場合)【スタンダードタイプ】お一人様30000円~のプランがあります。

今回は【プレジデンシャルツイン】のお部屋に宿泊しました。ベッドサイドは白ベース×グレーの落ち着いたトーンです。

 

 

部屋の家具はアンティーク調に統一されているので、上質な雰囲気に気分が上がります。ちょっとした、貴族になった気分です♪

ソファ、机などリビングスペースは空間を贅沢に使って広々。デザインや色調も落ち着いた大人の雰囲気も相まって、世代を問わずくつろげそうです。

洗面、バスルームもクラシックな雰囲気。白を基調とし清潔感があります。

メイク落とし、洗顔料、乳液、化粧水など、女性にとって嬉しいアメニティグッズも充実。

バスルームも広々。ジャグジー機能や浴室内のテレビもついていて、ゆっくりお風呂を楽しむ設備も完備されていました。

ホテル全体、部屋、装飾品の細部に至るまで、レトロ・クラシックな雰囲気で統一されていることも、日常を忘れて特別な時間を過ごす後押しになっている気がします。神戸にいるというより、「神戸北野ホテル」自体に世界観があると言ったほうが正しいと思います。

 

この記事を書いた人

キド

コンテンツプロデューサー

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