垂水区と須磨区の境にある山林などの「遊休地」を活用することが検討されてます。
神戸市垂水区下畑町~須磨区多井畑
活用が検討されているのは黄色で囲んだ「多井畑西地区」で、垂水区名谷町や須磨区多井畑など合わせて「約5万㎡」の広さです。
写真左手に見える建物は、スーパー「マルハチ名谷店」や「キリン堂 垂水桃山台店」「ヤマダ電機」などで、民家からもすぐ近くの場所。
敷地には、山林やため池などがあり、さら地の部分もあります。
神戸市は、「緑豊かな都市環境」を作る取り組みの中で「遊休地」の活用を検討していて、今年夏ごろから民間事業者など調査を依頼して提案などをもらったそう。
9社からの提案で、「体験農園・貸農園」、オートキャンプやBBQなどを行う「アウトドア施設」「自然体験学習施設」「運動施設」や「ドッグラン・カフェ」などがあったとのこと。
確かに、この近さで自然と親しめる場所があるのは嬉しい気がします。
ただ、ほぼ手付かずだったエリアなので、施設を作るには「上下水道」や「電気」など色々なインフラを整える必要があり、費用や時間はかかる可能性も。
まだ事業者への「公募条件」を考えるという段階で、形になる時期や予算は分かりませんが、また続報があれば、注目したいと思います。
里山の管理が地域でできなくなってきていることを考えると、民間企業などの外資は必須ですね。
地域運営の観光地や有名なビジネスモデルも、高齢化と人口減で、後退していってますしね。
かつて里山だった場所が荒れた状態なのは問題だと思います。ただドッグランやキャンプ場は反対です。生物多様性を維持しながら里山の景観を再現できる市民農園が好ましいと思います。